南米ラテンの国コロンビア。
私ひもくみはコロンビア人のイケメン男性と、2017年にめでたく結婚する事になりました。
そんなコロンビア人のイケメンとどうやって出逢って恋愛に発展したのか?
コロンビア人とのネットでの出会い
コロンビア人のイケメンとの出逢いは言語交換サイトでした。
その当時私は非常に落ち込んでいた時期で、その言語交換サイトも真剣にはやっていませんでした。
また、その言語交換サイトではオタク系の男子が多く、

イケメン好きのひもくみには不向きだなぁ…
と勉強意欲もイケメンに依存してしまう私はそう考えていたのです(笑)
そこで見つけたのがこの一枚の画像!

タイプは人それぞれでしょうが、ひもくみのタイプにはドンピシャでした!
この写真をどこで見かけたかと言うと「My Language Exchange.com」というサイトです。
そこでは有料と無料の会員に分かれるのですが、無料でもFacebookの「いいね!」みたいな機能があります。
そして、その「いいね!」(その言語交換サイトでは"Hi!")を受け取ると、その人の簡単なプロフィールと共に

あいさつされたよ
という通知が登録メールに届くんです。
ひもくみの元にも何人かの男性から「いいね」が来ていて、その男性たちのプロフィールを見る事が出来ましたが、

大体の人はプロフィール写真を使用してなかったり、使用しててもちょっとオタク系の男子が多かったり…
と期待していませんでした。
そんな中で見つけたのが例のイケメン写真です。
すかさずプロフィールをチェックすると、内容も感じが良さそうでした。

けど、こういう奴に限って女好きだよな…
と私は疑いの気持ちも同時にありました。
実際にプロフィールの最後には彼のSkype IDが書かれていました。
なので、そうやってIDを教えて女の子と遊んでる浮気男だと勘ぐったのです。
しかし、私はその当時自分の人生に失望していました。
今思えばその辛さがあったからこそ、成長出来た部分も大いにあると思っています。
人生円満であればおそらく私からSkype IDを追加して、彼とコンタクトを取る事は無かったでしょう。
しかし、その当時の私は

少しくらい、良い目を見てもいいよな(;´∀`)はぁはぁ
とそんな風に考えていました(笑)
彼が実際プレイボーイと分かれば、

自然とコンタクトも無くなっていくだろう
とも思ったのです。
この小さなアクションが、今後の私の将来を左右する事になるとは知らずに。
カミーロ(Camilo)との出会い
Skypeで彼のIDを追加した後、Skypeのプロフィール写真を見ると若干太ってました(笑)
しかし、濃い顔はひもくみのタイプだったので、

彼とコンタクトを取ってみたい!
という気持ちが大いにありました。
彼の名前は、カミーロ(実際はカミロと呼ぶ)。
最初に「カミーロ」と聞いてから、ずっとカミーロと呼んでます。
彼とは言語交換サイトで出逢ってるので、スペイン語を学びたい日本人という認識で向こうも話しかけてきました。

そうだった!(←おい)
と私も思いつつ、スペイン語も少し学び彼との会話を楽しんだのです。
時が経つと、Skype電話で話す事も本当に多くなりました。
最初は電波も悪く向こうも私の英語が聞き取りづらく、何度か言い直したりしての会話でしたが、

それはそれで楽しかったなぁ
というのを覚えています。
その中でもよく覚えているのがカミーロの哲学的な質問です。
彼はその当時大学生で物理を専攻していました。
また、数学も得意で数学オリンピックにも出場して銀メダルを取るほど!
そんなカミーロが、

旅行に行くならどういう人と行きたい?
といった質問や、

あなたは今から家に友達を招待しようと思っています。どういう人を誘いますか?
みたいなちょっとした質問をして来たのです。
それら質問は当時の私も考えさせられるものばかりでした。
また、私の友達も交えて長電話をした事もあり、その時は6時間以上話した事もありました。
友達は先に寝てしまいましたが、私とカミーロは長々と話し、

こんなに長く話した人はいない!
と彼も言っていたほどでした。
イケメンコロンビア人と付き合う?
その長電話の中でも、日本とコロンビアの恋愛観についての話もしました。
と言うよりも、相手がよく聞いて来たのです。
私の性格もあるのですが、結構ユニーク(悪く言えば変人)と言われて来たので、日本男子からよく引かれていました(笑)
海外男性は、私が意見を言うと

うんうん、それでそれで?
とか、

君はそう思うんだ。ぼくはーー
みたいに会話がよく続いたので、薄々ひもくみは

海外の男性と結婚するだろうなぁ
とは思ってました。

日本男子は寄り付かない
と大袈裟な話をすると、

あり得ない!
とカミーロは言ってくれたのです。

コロンビアではそんな事はない。もっと男子は積極的だよ!
と話してくれて私も

うん、そうだろな
と思いました。
別に彼がコロンビアでラテンの国だからという訳ではなく、一般的に海外男性の方が日本人男性よりもアプローチが強い印象を持っていたからです。

コロンビアでは友達から始まって、仲良くなって行けば自然と彼氏彼女の関係になるんだよ
と普通の恋愛観も話してくれました(笑)
日本もどちらかと言えば、そういう付き合い方が自然ですよね?
何度かカミーロは

ひもくみに気があるのではないか?
という態度を取っており、私が怪訝そうな顔をするといつも

冗談で言ってるんだよ~
と茶化していたのを覚えています。
そんなある日、JapaNEOメンバーであるニールちゃんにカミーロについて恋愛の相談をしてみました。
すると、ニールちゃんは1つのアドバイスを私にしてくれました。
もし私の誕生日の時にカミーロがメッセージを送ってくれれば、

気があると思おう!
というものです。
そして、実際にカミーロは誕生日になった瞬間に祝ってくれました(笑)
そんな雰囲気にもなりつつも、私はこのカミーロ君とは

付き合う事はないだろうな
と思ったのです。
そして、そう思う私の事情もありました。
宗教観の違いで付き合うか悩む
ひもくみはちょくちょくこのJapaNEOでも書いてますがイスラム教徒です。
元々イスラム教徒だった訳ではなく、私は大学生の時になりました。
カミーロとの会話でもビデオ通話だったので、私はヒジャブを被って話してました。
コロンビアという土地柄上、彼はキリスト教徒でした(まぁ、熱心な教徒ではありませんでしたが)。

ひもくみはイスラム教徒だよ
と伝えたりヒジャブ姿でも、カミーロは私の姿に抵抗がありませんでした。

それなら、別に宗教が違っても問題ないんじゃ?
と思うかもしれませんが、イスラムの女性にはイスラム教徒の男性としか結婚できないという掟があります。
逆に男性は、仏教徒や多神教以外のキリスト・ユダヤ教の一神教の教徒とは結婚できるんです。
なぜなら、女性は男性を説得させるだけの力を持っていないというのが理由だからです。
この理由に私は今でも納得出来てません。

本当にそうだろうか?
と私はずっと疑問に思っていました。
もし男性が理解力の高い賢い男性で、女性が説得させるだけの論理性を兼ね備えていたら、

女性も他のイスラムでない男性と結婚出来るんじゃ?
とも思ってたんです。
また、自分はそういう結婚をしたい願望もありました(笑)
私自身がイスラム教に入信したのにもそれなりの理由がありますし、

そこが分からない男性とはお付き合い出来ないかな
とは思っていました。

宗教観って本当に自分の存在意義や思想とかも全て関わってるので、そこが分かり合えない関係なんてすぐ破綻しません?
そう思ったんです。
カミーロと良い関係になっていた時に、この私の宗教観のお話をしました。
また、イスラム女性はイスラム男性としか結婚出来ないという事も。
そしたら、カミーロは怒りました。
自分は恋愛対象ではないと思ったのでしょう。
しかし、私はその怒りをこう勘違いました。

恋愛の為に宗教を改宗するなんてもってのほか!
そして、話し合って誤解が解けた後、私は彼に純粋にイスラム教を勧めました。
なぜなら、彼の自尊心の低さと家族関係での問題があったためです。
宗教についてコロンビア彼氏と議論
カミーロの両親は離婚しています。
原因は父親の不倫で、母親はそんな父親の問題で離婚したため、彼の前で散々父親の悪口を言いました。
また、父親は養育費の支払いを毎月行っていましたが、母親は働かずにいたので結構貧乏な家に住んでいたようです。
なので、カミーロは家の光熱費の支払いや自分の大学費の支払いも自分自身で行っていました。
そんな家庭で育ったためか、彼の自尊心は低く典型的なアダルトチルドレンであり、共依存の特徴を持っていました。

実はひもくみもそういう特徴のある女の子でした!
そういった自尊心の低さによる「生きづらさ」を感じて、私は宗教を求めたという背景もあります。
イスラム教があったからこそ、自尊心が少しずつでも高まったと思えます。
最初、彼は私がイスラム教を信仰しているからイスラムを信じようとしました。
恋愛には、よくありますよね。
ですが、それだけは絶対にして欲しくなかったのです。

私を愛するよりもまずアッラー(神)を愛し信じて!
と伝えました。
そう言った理由は、カミーロ自身が自信を付けて強くなる為です。
この宗教観の問題は日本ではあまり馴染みが無いでしょうし、共感しづらい部分であるかもしれません。
ですが、コロンビアの彼がキリスト教徒であった事により、神を信じるというベースはひもくみと同じようにありました。
あとは、イスラム教の様々な誤解を解くだけでした。
幸いカミーロにはイスラム教に対しての偏見は無く、過激派テロリストというマイナスのイメージを持っていませんでした。

過去にはそういう偏見の塊の海外男性もいましたよ(笑)
ですが、イスラムにおける基本的な質問(例えば、1日5回のお祈りや豚肉を食べてはいけない理由など)はして来ました。
私も入信する前に疑問に思った事だったので、凄く懐かしい気持ちになったのを覚えています。
また、カミーロには

イスラムは女性を軽視しいている
というマイナスイメージはありました。
なので、こういう質問をして来た事があるんです。

何故イスラムでは男性だけが一夫多妻制を認められてるの?女性はだめなの?
これにはイスラム教の歴史的背景があります。
預言者ムハンマドが生きていた時代、多神教徒との戦いでたくさんのイスラム教徒男性が戦死したことが背景にあります。
戦死してしまった夫を持つ妻は当然未亡人となります。
そんな未亡人や孤児(元々、預言者ムハンマドも孤児であった)を助ける制度として、一夫多妻制が生まれたのです。
こういう質問から感じたのは、

コロンビアの男性って女性を大切にするのかな?
と思いました。
正直、私はあまり意識した事がなかった疑問だったので印象に残ったのです。
そして、その予感は的中していました。
例えば、コロンビアでは女性に対する呼び名が山のようにあります。

私の女王や命とかまであって、日本語にすると何だか笑えますよね(笑)
ですが、スペイン語で呼びかけられると、何かしっくり来るのです。
この宗教観を通して垣間見えた、コロンビア人男性の女性の気遣い。
私は現在コロンビアにいるので、その気遣いの理由が何となく分かります。
コロンビア人女性は気が強い!
なので、コロンビア人男性がコロンビア人女性に従う場面も結構あります(笑)
コロンビア人彼氏のプロポーズ
そんな議論もありながらカミーロとは約2年も関係が続き、ようやくひもくみはコロンビアに行って来たのです。
その当時、私は日本企業で働いていたので、コロンビアに行く為に結構な有給休暇を取りました。
上司に良い顔はされませんでしたが、自分の人生が掛かっている休みです。

この休みが取れなかったら辞めても良い覚悟です!
と伝えました(笑)
そして、いざコロンビアへ!
初めて会った感想としては、実際のカミーロは思ってたよりも身長が小さめでした。
ですが、私も身長が小さめなのでぴったしのカップルだと思いました。

少しお腹が出始めている?!
とも感じましたね(笑)
コロンビアでは結構太り気味の人達が多いように感じます。
その原因は、おそらく「食」でしょう。

ひもくみはコロンビア料理好きですよ!ただ、結構カロリーも高めだと感じます…
また、このコロンビア旅行でハプニングもありました。
実は、私はパスポートを失くしているんです。
最終的には空港で見つかるという奇跡があったのですが、そこで日本の大使館の方に大変お世話になりました。
色々相談に乗ってくれて、的確なアドバイスもしてくれました。
そして、その日本大使館の方にまた近い内に国際結婚の相談もする事になろうとは、その時は思いもよりませんでした(笑)
さて、そのコロンビアの首都ボゴタで私たちは2週間一緒に過ごしました。
正直、2年間ずっと連絡を取り合っていたので全然違和感がありませんでした。
今もそうですが、自然とお互い適度に気遣えるので一緒にいて心地良いと感じてます。
また、カミーロと一緒にボゴタのイスラム文化センターに行き、カミーロはイスラム教へ改宗もしました。
そして、その次の日にイスラム上ですけど結婚も誓い合ったのです。
その時、彼からプロポーズらしい言葉はありませんでした。
ただイマーム(牧師さんみたいな人)の言う言葉に私たちは頷いてただけでした(笑)
両親がどちらもイスラム教徒でない場合、イマームの前で結婚を誓い合えば、宗教上は結婚出来るのです。
おそらく、皆さんは

結婚決めるの早過ぎない?
と感じるかもですが、私は結婚して良かったと本当に思っています。
ですが、法律上での婚姻はしていないのと、まだ両親には何も言ってませんでした。
イケメンコロンビア人彼氏が来日!
私がコロンビアから帰って来た後、まずカミーロについて母親に紹介しました。
妹はすでに私たちの関係を知っていたので、

カミーロに会って来たで
という報告だけしました。
まず父親ではなく母親に話した理由は、母親は上手く丸め込めると思ったからです。
なぜなら、カミーロはイケメンでラテン出身だから(笑)
母親はラテンミュージックやダンスが大好きです。
なので、最終的には彼を気に入る自信がありました。
問題は父親でした。
今まで恋愛関係の話を父と一緒にした事はなく、無口過ぎて何を考えているのか分かりませんでした。
その上、私も仕事を辞めた時期で、あまり父との関係は良好ではありませんでした。
母親と妹と大分話し合って、私は父親に何も言わずにコロンビアに行って彼と暮らそうとまでしてました。
ですが、さすがにそれはダメだと思った母が父にカミーロの話をしたのです。
すると、意外な事に父からの反対はなく、母がそのコロンビア人が日本に来て私たちの家に泊まる事も許可してくれたのです。

ひもくみは、今でも父の反応は意外だと思っています!
そんな事情があり、カミーロは2017年に来日する事になりました!
最初は東京で出会い、一緒にディズニーランドに行きました。
これは、母の配慮です。
私たち二人は結婚式も挙げる予定はなく、どこに行く予定も無かったので母が私たちの為にお金を出してくれたのです。
もう、感謝しかありませんね。
おかげで、ディズニーランドで過ごした日々は私たちの良い思い出となっています。
そして、実家の大阪に戻り、カミーロは私の父と初対面!
絶対に素っ気ない、あるいは険悪なムードになると思っていました。
しかし、意外にも父は笑顔(?!)で

Nice to meet you!
と言いながらカミーロと握手したのです!

もう衝撃しかありませんでした(笑)
また、カミーロはコロンビアから私の家族へお土産も用意して来ており、私の父は戦闘機が好きという事もあり、イギリスの戦闘機スピットファイアのプラモデルを渡しました。
正直私たちは戦闘機名までは知らなかったのですが、

スピットファイアや!
と父が即座に叫んだので、相当好きだったんだと思います。
他にも父は頑張ってカミーロと話そうとしていたので、おそらく初めての婿という男繋がりが嬉しかったのだと思います。

父にとっての子供はひもくと妹fifiの娘しかいないので、一人くらいは息子が欲しかったのかもしれませんね
カミーロが日本に来て私たち家族と関わった事により、私も見えなかった家族の一面が見えたので彼には感謝しています。
他にも家族旅行として、
- 京都
- 奈良
- 鹿児島
にも行って来ました。
鹿児島には祖母がいます。
祖母もカミーロの存在を知っていて、

是非とも会いたい
という祖母の願いから話が広がり、何故か私の父方の従弟も参加した大旅行となりました(笑)
コロンビア人彼氏とついに国際結婚

カミーロが日本に来た時、二人で婚姻届けを提出しました。
私たちは結婚式を挙げず、ささやかながら私の友達に知らせる為のパーティーを催しました。
何も話さずいきなり結婚だけを伝えた友達も中にはいたので、唐突過ぎて驚いていました(笑)
祝ってくれた友達や家族には、心より感謝します。
ただ、法的な国際結婚は思った以上に簡単ではなく相当な苦労がありました。
そんなコロンビア人との国際結婚を考えている方は、
コロンビア人との国際結婚の手続きって?宣誓書の翻訳あり!
コロンビア人と国際結婚した時の婚姻届の手続きについて、コロンビア人と結婚した筆者自身の体験談と共に解説しています。婚姻届け成立に大変苦労したので、あなたがこの記事を参考にすれば、コロンビア人との結婚で苦労しないはず!
こちらの記事も参考にしてみて下さい。
いかがでしたでしょうか?
今回のひもくみのお話が果たして良いストーリーだったかは微妙ですが、

南米コロンビアから良い男と出会えたな
という自信はあります。
この記事を書くにあたって、コロンビアの恋愛事情を書かれている方のブログを拝見しましたが、結構コロンビアの情熱的でスピーディーな恋愛を取り上げている方が多くいらっしゃいました。
ですが、私が今回出逢ったカミーロ君は私が今回初めての彼女であり結婚相手です。
理系男子なのでチェックシャツにダサいファッションをよくしておりました(笑)
コロンビア男性が女好きでクラブで遊ぶ事も多いというのは否定はしませんが、私の体験談を通して

コロンビア男性全員がそうではないよ!
とお伝えしたかったのです。
結局のところ誠実なイケメンを見つけられるかどうかは、あなた次第ですよ?
2 コメント
はじめまして!こんにちは。たまたま記事を見つけて拝読しました。
返信削除私は、最近ボゴタにいるコロンビア人男性と遠距離恋愛がはじまったばかりですが、4月に初めてのコロンビア渡航で彼と友人家族たちに会いに行きます。
着実にご縁がひろがり絆が強まっていくような空気を帯びている出会いです。
偏見をもたず、人間対人間として誠意を伝えながら異文化を愛しに行こうと思います。
こちらの記事に出会えたことも感謝しています!
Akemi.M
Akemiさん、返信遅くなり申し訳ありません。
削除コロンビアに行かれるのですね!
良い出逢いとなった事を願っています(´ー`)