アラブ人には美人の女性が多いと思います。
特に目がぱっちりとしていて、笑顔が素敵な女性が多くとても魅力的です。
そんなアラブ美女たちについて、ムスリム(イスラム教徒)である筆者ひもくみが紹介して行きたいと思います。
アラブ人はほとんどがムスリムなので、宗教について気を付けるべき点も交えて書いて行きますね。
それでは、一緒に見て行きましょう!
そもそもアラブ人とは?
そもそも「アラブ」とはどこまでの地域が含まれるのでしょうか?
Wikipediaによると、
- アラビア半島
- 西アジア
- 北アフリカ
などの地域がアラブ諸国に含まれるようです。
(Wikipediaより)
地図で見るとより分かり易いですね。
アラブ諸国で有名なアラブ首長国連邦やサウジアラビアだけでなく、エジプトやチュニジア、モロッコまで含まれます。
意外ですが、アラブ諸国にトルコは含まれません。
アラブ美人女性の顔の特徴
アラブ人の顔というと色々な国がごちゃ混ぜに入っているので、一概に顔の特徴を挙げるのは難しいでしょう。
ですが、この女性のように
大きな目とキリッとした眉毛を持つ人達が多いように思います。
チュニジア人の友人が一度、
ひもくみもアラブメイクしてみようよ~♪
と言って実際にメイクしてもらった事があるのですが、
目と眉毛の強調が凄かったのを覚えています(笑)
あと、アラブ人は鷲鼻が多いとも聞いたことがあります。
そして、実際にひもくみも様々なアラブ諸国の男女を見て来ましたが、たしかにみんな鷲鼻が多かったと思います。
アラブ人女性の一般的な服装
アラブ人女性たちによって服装は大分と異なるのですが、みなさんはよく彼女たちに対して頭にスカーフを被っているイメージありませんか?
頭に被る代表的なヴェールを挙げると、
- ヒジャブ
- ニカブ
となります。
ヒジャブはどんな感じの被り物かと言いますと、
頭から胸元あたりまでを隠すスカーフです。
何でこんなもの被ってるの?
と疑問に思った方は、
「ヒジャブ」をイスラム教徒(ムスリム)達はなぜ被るのか?
何故イスラム教徒の女性たちは肌をベール(布)で覆い隠すのか?その理由をイスラム教の教えや気候・歴史的背景、最近のムスリムファッション事情から説明しているのがこの記事。ヒジャブについて興味がある方はぜひ読んでみて下さい!
どうぞこちらの記事を参考に読んでみて下さい。
一方、ニカブはどんなものかと言いますと、
全身を黒で覆い隠す衣装です。
このニカブや目までを覆い隠すブルカの着用禁止について、ヨーロッパではよく問題となっております。
そんなニカブやブルカの着用禁止問題について詳しく知りたい方は、
ニカブとブルカの違いとは?ヴェール着用禁止問題について
ニカブやブルカの違いを画像付きで説明しております。また、ヨーロッパで起きているヴェール着用禁止をした国一覧や、問題の原因と理由についても詳しく書いているので、興味のある方はぜひこの記事を読んでみて下さい!
こちらの記事も読んでみて下さい。
有名なアラブ美女と言えば?
実際にアラブ人の友人に、
アラブの美人さんって誰が有名?
とひもくみは聞いてみました。
すると、2人の女性の名前が!
- アマル・アラムディン
- ラーニア・アル=アブドゥッラー (ヨルダン王妃)
この2人の女性が、アラブ人の間では有名な美人さんたちのようです。
(出典:Wikipediaより)
アマル・アラムディンは旧姓で、現在はアマル・クルーニーと呼ばれています。
2014年にジョージ・クルーニーと結婚したのでクルーニーさんなのです!
ジョージ・クルーニーは離婚後、女遊びが多かった俳優さんでしたがアマルに出逢ってからは再び結婚を決意。
何度もアプローチをして、ようやく結婚する事が出来たのです。
ジョージ・クルーニーが惚れ込んだアマルとは一体どんな女性なのでしょうか?
彼女はレバノン出身で、弁護士・人権活動家として働いています。
オックスフォード大学やニューヨーク大学のロースクールで法律を学んだほどのキャリアの持ち主!
国際法や人権問題を得意とする弁護士さんで、大きな事件の弁護をした事もあります。
ジョージ・クルーニーとの最初のデートではシリア紛争について熱く語ったほど!
まさに、才色兼備な女性ですね!
そんな彼女も、現在は40代です。
60代のジョージ・クルーニーと一緒に人道支援を積極的に行っているので、共通の趣味もあり幸せそうなお似合いのカップルだと思います。
(出典:Wikipediaより)
お次は、ラーニア(ヨルダン王妃)です。
彼女はもう50代の女性なのですが、
そんな風には見えないですよね?
一般家庭で育った彼女は、クウェート出身で両親がパレスチナ人です。
知人のパーティで知り合ったアブドゥッラー2世に見初められ交際、そして結婚します。
シティバンクに勤めていた事もあるラーニア。
そんな彼女は結婚後の活動として、
- 女性の為の職業訓練学校の創設
- 児童虐待防止を推進
したりと社会的弱者の地位向上に貢献しています。
ラーニアさんのInstagramではよく子供たちに囲まれているものが多く、子供たちの前では本当に幸せそうです!
実際に彼女にも4人の子供がおり、子供はみんなラーニアさんとの写真では幸せそうな顔をしていました。
きっと、母性ある優しいお母さんなのでしょうね♡
アラブ人女性の基本的な性格
アラブと言っても範囲が広く、国により文化や国民性も違ってきます。
ですが、アラブ人の共通点としてはイスラム教を信仰していること。
イスラム教の教えはどこの国であってもほぼ同じなので、そういう宗教に基づいた人格は似通った部分があります。
それでは、宗教が一体どこまでアラブ人女性たちの性格に影響しているのか?
家族や血縁が大事
イスラム教のクルアーン(キリスト教で言う聖書みたいなもの)で、何度も両親や血縁関係を大事にするよう言われています。
クルアーンの一説を参照すると、
われは、両親に対して優しくするよう人間に命じた
(砂丘章第46章15節)
と書かれています。
日本にも、儒教の教えなどで同じように説かれていますよね。
また、ハディース(預言者ムハンマドの言行録)ではさらに両親に従う事の重要性に繋がる一文もあります。
アッラーのご満悦は母や父の喜びと、アッラーのお怒りは母や父の怒りと結びついているものである
こういったイスラム教の教えに従い、ムスリムの人達は家族との繋がりが強く、親孝行を行う人達が大勢います。
日本に留学してきたアラブ人の留学生の中には、毎日家族と連絡を取り合っている人もいるほどです!
おもてなしが凄い!
アラブ人達の客人に対するおもてなしは本当に素晴らしいです!
イスラム教の教えでも客人をもてなす事は良い事とされており、アラブ人達も積極的に客人はもてなします。
以前、日本の友人とトルコとエジプトに行った事があるのですが、
アラブ人たちのおもてなしヤバイな…
とその親切さに彼女は驚いていました。
家に泊めさせてもらったり、料理をご馳走してもらったり、なかにはホテル代まで支払ってくれたアラブ人の友人もいます!
このおもてなしや親切は相手の為ではなく、アッラー(神)の為という考え方がムスリムには染み付いています。
親切にしてくれて、ありがとう!
とひもくみなんかは言うと、
これも全てアッラーの為にやった事だから、感謝の言葉はいらない
と言われた事もあります。
私はムスリムとして、こういう家族や社会との結びつきを大切にする一面が好きです。
また、自分も他のムスリム達のように、
おもてなしや親切な行いが出来る人間でありたいなぁ
と思うのです。
時間にルーズな一面も
時間にルーズなのはイスラム教の教えと直接関係はしていませんが、間接的に少し関係しています。
アラビア語で
インシャアッラー(إن شاء الله)
という言葉があり、この意味は
神のみぞ知る
というような意味合いです。
遠い未来や近い未来両方に使われ、先の事は自分の意思ではなく、
アッラー(神)により決められている
という解釈を持ちます。
とても宗教的な言葉で、この言葉をアラブの人達はよく使います。
ですが、このインシャアッラーを使う事により、時間に遅れたり来なかったりする事もしばしば!
彼らの感覚としてはその約束事が達成されなくても、
それは自分の意思ではなく、神様がそうされたこと
と思っています。
もちろん、約束事を守るアラブ人もいます。
しかし、ほとんどのアラブ人は待ち合わせをしても遅れてくる傾向があります。
日本に滞在している方たちは、日本文化に慣れて時間を守る人も多いのですけどね
時間のルーズさはこの
インシャアッラー(إن شاء الله)
という言葉に甘えている一面もあると思っています。
もしくは、元々アラブ人が時間にルーズなだけかもしれません。
何が原因かは分かりませんが、アラブ美女が時間に遅れて来ても、
彼女の文化もあるな、うん
と思って受け入れてあげましょう。
信仰深い人が多い
イスラム教を信仰する人たちは、基本的に信仰深い人たちが多いです。
サウジアラビアやアラブ首長国連邦を含むアラブ諸国の一部の地域では、その戒律も厳しかったりします。
一方、チュニジアやモロッコのアラブ人女性たちは、ヒジャブを着用していない人も多くいます。
ですが、ヒジャブを着用していなくても意外に信仰心が厚い人も多いのです。
信仰心や伝統、文化の影響が強い女性ほど肌を隠します。
イスラム教では1日5回のお祈りや断食、豚肉やお酒を禁止したり、ハラール料理だけしか食べません。
これらの行いはその人の信仰心の度合いにもよるので、きちんと全て守っている人もいれば、断食は出来ていないという人も中にはいます。
トルコ人の男性からよく聞くのですが、
豚肉を食べたりお酒を飲んだり、お祈りをしないムスリムもいます!
その行いに対して、本来は他人が口を挟む事は出来ません。
なぜなら、イスラム教では神と個人との関係性を重視するからです。
そんな教えや行いを忠実に守り実践しているのがアラブ人には多く、アラブ人女性たちにとっても宗教は切っても切り離せないものなのです。
アラブ人女性の恋愛や結婚観
アラブ美女たちの恋愛観や結婚観は現代の日本とはまるで違います。
昔の日本のような家同士の結婚であったり、お見合い婚という考え方の方がより近いかもしれませんね。
そんな昔の日本を思い出させるアラブ美人女性たちの恋愛や結婚観は、もちろんイスラム教の教えに基づいております。
少し古い価値観だな…
と感じるかもしれませんが、もちろん欧米化したアラブ人女性もいるので、全員に当てはまるとは限りません。
それでは、現代でも守られているアラブ人女性達の恋愛や結婚観についてご紹介して行きます!
恋愛=結婚と考える
ひもくみはイスラム教に改宗した際に、この「恋愛=結婚」という考え方に惹かれました。
なぜなら、結婚を考えずに付き合うという事は何人かの異性と付き合い、別れるかもしれないという事です。
もちろん、ナンパ浮気男と付き合ったならばすぐに別れた方が良いでしょう。
ですが、誠実な人であればそのまま結婚した方が良いと思います。
恋愛で悲しくなったり結婚に繋がらない付き合いであれば時間の無駄!
と当時の私は思っていました。
もちろん、恋愛経験を積み重ねる事も大事です。
実際に、私も何度か恋をしています(笑)
しかし、結婚を前提にお付き合いする姿勢は、パートナーに対して
真剣であり誠実だ(`・ω・´)キリッ
という表れでもあるでしょう。
その姿勢を重いと捉えるか好意的と捉えるかは、あなたの価値観次第だと思います。
おそらく、日本人の多くの方は
恋愛結婚の方が良い
と考えるでしょうし、私も実際に恋愛結婚しました。
ですが、イスラム教徒は恋愛をする際にはいつでも結婚を意識します。
ひもくみには、こんな体験がありました。
トルコのイスタンブールで、多くのトルコ人男性達が
結婚しよう!
と私に言い寄ってきました。
もちろん、彼らは私が日本人のムスリム女性だと知っての上です。
この光景に一緒にトルコを旅行した私の友人は驚いていましたが、ムスリム女性であれば普通の光景です。
むしろ、結婚を考えない付き合いは失礼です!
トルコの例は少し極端でしたが、アラブ人達のお付き合いは結婚が前提である事は覚えておいて下さい。
恋愛結婚も増加中
とは言うものの、欧米化しているアラブ人達も増えて来ているせいか、恋愛結婚するアラブ人達も多いです。
イスラム教の教えにより、
アラブ人女性:ムスリム男性としか結婚が許されない
アラブ人男性:一神教信仰の宗教(キリスト教・ユダヤ教等)を信じている女性であれば結婚OK
男性は結婚後でも女性を説得させ、
イスラム教へ改宗させる事が出来る
と考えられているからです。
こう書くと宗教勧誘に聞こえてしまいますが、原則イスラムでは改宗を強制する事はありません。
なので、イスラム教の説明はしても改宗するかどうかは個人の意思を尊重します。
よくイスラムはルールが厳しく、
絶対守らなければいけないんでしょ?
と思われる方がいますが、本来は理性で納得した上で従って信仰すべきです。
ルールや規則はきちんと守らなければいけない
という考えが日本人にはありますが、信仰心は人によります。
ムスリムでないフランス人男性と結婚したモロッコ人女性もひもくみは知っています!
アラブ人達は家族の結びつきが強いので、もしムスリムでない男性と結婚するとなると、彼女の家族は反対したかもしれません。
しかし、その反対や教えを押し切ってでも結婚したのです。
浮気や不倫はNG!
イスラム教では、浮気や不倫をすると地獄に落ちるという考え方があります。
ヒジャブなどでムスリム女性が身を隠すのも、男性の前で誘惑しないためです。
イスラム教では、男性の性欲を認めています。
つまり、男性は誘惑に弱いとされているのでしょう
通常、モスクでは男性と女性が別々の部屋に入ります。
2階建てのモスクであれば、下の階が男性で上の階が女性です。
1階建てであれば、男性が前で女性が後ろです。
何故、女性が下の階や前ではないのでしょうか?
男性が女性の見える位置でお祈りをすると、女性がお尻を突き出す場面を見る事になってしまいます。
そういう姿勢が男性への誘惑になりかねない
そういう理由もあり、モスクやお祈りでは男性が女性を見えないような配置になっています。
異性を気にし過ぎでは?
と思われるかもしれませんが、実際にアラブ人男性は女性に対して積極的です。
肌を露出せずに男性と関わると、尊重してくれ異性としての魅力抜きで交流出来ます。
そうは言っても、浮気や不倫により離婚するアラブ人夫婦も実際にはいます。
離婚に関しては、クルアーンでもどのようにすべきか詳細に書かれています。
- 浮気
- 不倫
- 離婚
とどれもあまり良いお話ではありませんが、アラブ人たちは宗教を通してこれらの問題に向き合います。
なので、日本人とは違った視点で浮気や離婚を捉えるので、その考え方の違いを理解しておきましょう。
日本人の中には、
イスラム教徒はテロリストで、何をしでかすか分かったもんじゃない
とおっしゃる方もいます。
確かに、そういったテロリストも中にはいますが宗教と政治は別問題です。
独裁政権であったり、シリア内戦、ISILの問題はかなり政治的な問題が絡み合っています。
なので、「イスラム=テロリスト」と考えるのはかなり安易な考え方です。
日本では、「宗教=怪しい」というマイナスイメージが先行してしまい、なかなか宗教理解が難しいかもしれません。
ですが、アラブ人のほとんどはイスラム教という宗教を信仰しており、宗教が性格にも影響を与えています。
その宗教理解に繋がる記事であったならば嬉しいです!
ちなみに、それぞれの国のアラブ人女性の特徴について詳しく知りたい方は、
これらの記事を参考にしてみて下さい。
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