日本を飛び出して海外で生活をする人というのはある一定数いると思います。
それは留学をする学生さんや海外赴任が決まった社会人さん、はたまたワーキングホリデーを活用して現地で就労している人もいるかもしれません。
ワーキングホリデーをしてみたいな
と思っている方はワーキングホリデーについて書いた記事もありますので、
ワーホリのメリット・デメリットって?1年の経験者が語る!
みなさんはワーホリという制度をご存じですか?ワーホリは海外でのやりたいことを叶える為の夢の切符の様な物です。しかし、メリット・デメリット両方あります。ワーホリ2年目の筆者が感じたワーホリのメリット・デメリットを紹介します。
詳しくはこちらをご覧ください。
しかし、いざ海外に行ったのは良いものの、環境になじめず
ホームシックになってしまった…!
なんて人もいるはずです。
かく言うfifiも初めて海外(コロンビア)で生活をした28歳の時、ホームシックを経験しました。
その際に、
あぁ日本に帰りたい…
と何度思ったことか。
ホームシックは子どもにしかかからないと思っていたので、完全になめていました。
この記事では「海外での」ホームシックという部分に焦点を当てて、その対処法などをご紹介できたらと思います!
海外でホームシックにかかる大変さ
まずは日本にいながらホームシックにかかるのと、海外でホームシックにかかるのとどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
言葉の壁がある
まずは言葉によるコミュニケーションの難しさが一番に思い浮かぶと思います。
当たり前ですが日本以外の国では日本語は通じません。
現地で日本人がいる場合もありますが、その数は決して多いとは言えないでしょう。
そんな中でなぜ自分がホームシックにかかっているのかを他の言語で説明するのはなかなかに難しいことです。
ホームシックの原因の多くは「新しい環境に対する不安」ですが、何を不安に感じるかというのは人それぞれであり、それも漠然としています。
誰かに自分の不安を相談したいのに、その相談内容を他の言語で行うとなるとその行動自体がストレスになったりします。
結果的には、
私はどうせ一人だ…
と思ってしまい、より殻に閉じこもってしまったりしてしまいます。
土地勘が皆無
これは言葉の壁に通じる部分もあると思いますが、その土地の情報が分からなすぎて街の人に道を聞くことすら一苦労です。
私は姉であるひもくみがいるコロンビアに2か月半居候をさせてもらいましたが、コロンビアに関する情報は姉もしくは在コロンビア日本大使館が発表する情報のみしかありませんでした。
ネットで土地のことを検索しても有名な都市以外は日本語の情報はありません。
どの道が危ないかというのが私は分からず、最初は道を歩く時はいつもびくびくしていた記憶があります。
そんな些細な不安の積み重ねでホームシックが悪化していったと思います。
簡単には帰れない
これが最も大きな不安だと思います。
国内だとどんなに遠く離れていても週末に実家に帰ろうと思えば帰れます。
もちろんお金はかかるかもしれまえせんが、飛行機や新幹線を予約して一日だけでも地元の空気を吸うことが出来ます。
しかし、海外となると話は別です。
よっぽどのことがないと日本に帰ろうという決心はつかないでしょう
もちろんそれは学校や仕事があるといった制約がある場合も多いですし、一日だけ日本に帰国…などは金銭的にもハードルが高いです。
日本に帰る=海外での生活を断念くらいの覚悟がないとおいそれと帰れないだろうと思います。
海外でのホームシックへの対処法
ここでは「海外で」ホームシックになった場合の対処法をクローズアップしてご紹介します。
国内でホームシックになった場合の想定も含めての対処法はこちらの記事でもご紹介していますので、どうぞこちら
ホームシックで急にうつ?!ひどい症状に対処する5つの方法
新しい環境に引っ越してから明らかに体調がおかしい!!これってひょっとしてホームシック?子どもだけじゃない大人のホームシック。28歳でホームシックを体験した筆者のホームシック体験談とその対策方法を伝授します!
も参考にしてみてください。
家族・地元も友達に連絡をとる
まずは自分のことを理解してくれている人に連絡をとって自分の想いを吐き出してみてください。
実はホームシックになっちゃってさ…
と素直に言って、今の生活の大変なことなどを話してみましょう。
もしかしたら思わぬアドバイスをもらえるかもしれません。
アドバイスは貰えなくても、自分の気持ちを口に出すことでストレスはかなり軽減します。
自分がホームシックだと最初に言っておけば、そののちに頻繁に連絡してもおおめに見てもらえるでしょう。
甘えられる人がいるのであれば、しっかり甘えておきましょう。
何でも相談できる日本人を見つける
どうしても家族には心配かけたくない。なんとか自分一人で海外でやっていきたい!
という人の場合、その土地でホームシックを相談できる友達(上司や相談機関など何でもいいです)を見つける努力をしてみてください。
出来ればホームシック経験者だとなお心強いです。
ポイントは外国人の友達よりも日本人の友達を現地で作っておくことです。
もちろん言語の上達という意味では外国人の友達を作った方が圧倒的に早いですが、同じ日本語を話せる日本人同士のコミュニケーションの方が精神的に安心すると思います。
あくまでも主観ですが、日本人は共感するという能力が他の国の人よりも高いように思います。
「空気を読む」という言葉に代表されますが、言葉にしなくても「察する」ということを大事にしています。
しかし、海外では
言葉にしないということは問題がない
という風潮があります。
言わないでも分かってよ!
は絶対に海外では通用しません。
もちろん海外の人にも共感力が高く、あなたの話を聞いてくれる人はいるかと思います。
なので、一概に海外の人がダメとは言えませんが、とにかく現地で自分の感情を素直に話せる人を見つけるのは一つの手だと思います。
オンラインカウンセリングを利用する
家族には話せないし、現地で友達を作るだけの時間的余裕もない、私には何も出来ない…
と思われる方はオンラインカウンセリングを利用してみてもいいかもしれません。
スマホとクレジットカードさえあれば、今はオンラインでカウンセリングを受けられる時代になりました。
fifiのオススメはcotreeさんです。
cotreeさんの一番の魅力は使い勝手の良さです。
通常カウンセリングを受ける場合、予約を行ってからカウンセリングを受けることになるのですが、日本でもカウンセリング予約は1週間、下手したら1か月先…なんてこともザラにあります。
特に海外にいる場合、日本語でカウンセリングを受けようと思うと至難の業です。
しかし、cotreeさんの場合だと早くて一時間後にカウンセリングを受ける…なんてことも可能です。
更に早朝から深夜まで常に対応できるカウンセラーがいるので、日本の時差に合わせなきゃという問題もありません。
お値段も45分5,500円と比較的リーズナブルです。
4回分の回数券を買えば45分4,840円で受けることも可能です。
私の友達は1時間1万円のカウンセリングを受けていると言っていたので、それと比較するとcotreeさんはオンラインということもあるのか、かなり安めに価格設定されています。
私は日本にいる時にcotreeさんのカウンセリングを二回ほど受けていますが、カウンセリングの先生は丁寧で具体的なアドバイスもしてくれました。
ズームで先生の顔を見ながら話が出来るので、本当にスマホとネット環境さえあればカウンセリングを受けることが可能です。
もし、カウンセリングの先生が合わないなと思ったら、先生を変更することも簡単ですし、カウンセリング自体が合わないと思ったら1回で終わることも出来ます。
この手軽さが本当に良くてオススメです!
また私は使ったことがありませんが、「書くカウンセリング」というものもcotreeさんでは体験できます。
こちらは2週間で8,800円~お試しで体験出来るようです。
カウンセリングの先生とメッセージ上で悩み相談が出来るというプランです。
対面で話すのは苦手…
という人はぜひこの「書くカウンセリング」というのも利用してみてはいかがでしょうか。
帰国する
悩みを相談できるほどの体力もない、むしろ死にたい…
というほど追い詰められている人は一度帰国を考えてみるのも手です。
とにかく命が一番大事です
帰国することは決して恥ずかしいことではありません。
むしろ海外で一人孤独に自殺…なんてことの方がよっぽどあなたの周りの人々を不幸にします。
命あっての人生です
精神的に安定を取り戻してからまた再挑戦すれば良いのです。
いかがでしたでしょうか?
海外でホームシックにかかると、言葉は違うし文化も違うしでまるで一人ぼっちになってしまったような感覚になってしまうかもしれませんが、様々な方法で一人ぼっちから抜け出す方法をご紹介してみました。
ホームシックにかかったなんて恥ずかしい…!
と思わずに誰か頼れる人にどんどん頼ってみてくださいね。
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