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【ヒンドゥー教】インドのお祈りプージャ(puja)とは?

こんにちは!

今回は、インドのお祈りについてです。

先日、インド古典舞踊のレッスンの後に参加する機会があったので、参加してみました!

プージャ体験

Ways of Worship: Puja and Archana より )

プージャ(puja)とは?

ヒンドゥー教のお祈りです。

伝統的な神への礼拝だそうです。プージャはいろいろな場合の時に頻繁に行われます。

家で行われる日常のプージャ特別な時に行われる寺院でのものや例年のお祭り等様々です。また、赤ちゃんが生まれたときや、結婚式等の人生におけるイベントでも行われるそうです。例年のお祭りで有名なものは、Duruga PujaLakshmi Pujaです。

プージャが行われる2つ主な場所は家と寺院です。

プージャは強制的なものではありません

ヒンドゥー教徒でも日常的に行う人や、周期的に行う人、たまに行う人等様々の様です。

いくつかの寺院では、様々なプージャを一日何回か行っているそうです。しかし、特別な時しかしない寺院もあるようです。

参考文献: Puja (Hinduism)

どうやってプージャをするの?

  1. プージャに必要なものを確保する (巻貝、ランプ、鈴)
  2. お風呂にはいります。そのときに、神の名前を言います。心や体を浄化します。
  3. 額にティラカをします。
  4. 花を入れたランプに火をつけます
  5. 巻貝を吹きます
  6. ベルをならします(巻貝がなければ、ベルだけでいいみたいです)
  7. この後は信仰する神様の定められたマナーで儀式を進めていきます。クリシュナやガネーシャ等ヒンドゥー教には多くの神様がいますよね!

ガネーシャの場合

プージャとは?

(wikipediaより)

ガネーシャって何?と思った方はこちら↓↓

【ヒンドゥー教】学問の神様 ガネーシャ

容器に清められたお水を用意します。

アーサナと呼ばれるヨーガのポーズをするときにつかうシートを用意します。

用意したお水で足と手を洗います。

そのあとにお水を飲みます。

神様(今回はガネーシャ)は服を脱いでいる状態か、

はっきりとした白の服(インドの男性が腰に巻くドリ(dhoti)を結んでいる状態にします。

マントラを唱えながらガネーシャを洗います。

マントラは言霊であり、唱えることで精神を高め真実の言葉を表現することができます。

マントラは神様によって違うようです。

マントラについて詳しく知りたいかたはこちらをチェックしてみてください♡⇊

ガヤトリーマントラの意味って?聞くだけの効果がすごい!

ガネーシャのマントラはこちら!

実際のプージャも入っていたので想像しやすいです!

牛乳ヨーグルト牛酪油はちみつ砂糖の6つのアイテムをボールにいれます。

プージャが終わるまで別にセットしておきます。先ほど洗ったガネーシャですが、また洗います。そしてまた別のアイテムを用意します。

ガンジス川の水、(これはかなり難しいですね汗)

※通販で販売されて手に入るようになるかも?というニュースを見ましたが、どうなるのでしょうか(゚A゚;) ニュースはこちら→ガンジス川の水を通販へ

マントラの水

ココナッツ水

バラの水

幾つかのフルーツが入ったジュース

ビャクダンを溶かしてペーストしたもの (写真はビャクダンです)

プージャとは?

(wikipediaより)

ウコンとヨーグルトを溶かしたもの

Vibhuthi ash (木を燃やして乾燥させたもの)

プージャとは?

http://isha.sadhguru.org/blog/yoga-meditation/demystifying-yoga/why-we-do-what-we-do-the-science-of-vibhuti/ より)

最後にガネーシャを洗います。そしてきれいにし、きれいな服を着せて装飾品を付けてあげます。お花をマントラを唱えながら差し出します。香を差し出します。

prasadam (パラサダム)を差し出します。(下記の写真)

プージャとは?

http://iskconcolumbus.com/philosophy/what-is-prasadam.shtml より)

ろうそくに火をつけます。

ガネーシャのまわりを何回か時計回りします。

巻貝を何回か吹きます。お辞儀します。

プージャをしているとき間違ってしまったことを許しを願います。

参考文献:How to Perform Puja

間違っていたらすみません・・・(´・ω・`)

宗教は難しいなあと実感しました(汗)

私のプージャ体験談

実は、今回は、プージャもありましたが、

ティヤガラージャ アーラーダナ (Thyagaraja Aradhana)もありました。

南インドの有名な音楽家の生誕祭だそうです。

皆で歌い続けていました。本来なら自分の信じる神様だけみたいなのですが、在日インドの会ということで、いろいろな神様の歌を聴くことができました。

このように、たくさんの神様がいます。

プージャとは?

幼稚園児くらいの子供がひとりで堂々と歌を歌っている姿には感心しました。

みなさんのサリーが美しくて思わずぱしゃり。

刺繍が本当に綺麗でした。カラフルでした!!

プージャとは?

ティヤガラージャ アーラーダナの後にプージャを行いました。日本で行われるプージャですが、やはりインドで行うように一人の神様だけにお祈りと言うことができません。(家族によって信じる神様が違うようです)ですので、各自信じる神様のお祈りをします。

お祈りする前に、「~をします」とみんなに宣言してから始めます。そしてみんなで唱えます。私のような初心者でも唱えられるような簡単なものもありました。最初に一人が唱え、その後にみんなが同じように唱えるといったようなものです。

また小さなお子さんだけで唄っている場面もありました。また、外国人である私たちにも好きなお祈りをするチャンスがありますやりたい人!と聞いてくださるので、手を上げればできます。

今回たまたま他の日本人の方にお会いしたのですが、彼女たちは「サンスクリット祈りの詩節集」という本を見ながら参加していました。こちらの本、わかりやすく読み方も書いてあるので気合いを入れて参加したい方にはおすすめです。出会った女性はサンスクリット語の先生だったようで、今はインターネット上で簡単に練習することができるのよ!とおっしゃっていました。一人でどうしても勉強するとしんどいし、合っているか心配になるので、たしかにいいな!と思いました。

すべてのプージャが終了したあと(大体2時間くらいでした)にみんなで輪をつくって、最近あったできごとを発表していました。

プージャが終わった後にみんなで談笑しながら持ち寄ったご飯を食べます。日本という外国の地ですし、情報交換をすることができる大切な場でもあるようですね。

恥ずかしながら、言葉もよく分かってないので、最初は大丈夫かな。と心配になりましたが、そんな心配はいりませんでした。むしろ心地よかったです。

神様がそばにいたというとちょっと言い過ぎかもしれませんが、見守られているような気持ちになりました。心が落ち着きました。

それから、チャイやご飯がすごくおいしかったです♡♡カレーはサラサラしたスープでした。たくさん食べてねと大盛りにしてくれました。(笑)

おかわりもできます(笑)

ドロドロの白いのは、おかゆみたいな感じでした。最後に食べるのがおすすめだそうです。黄色のものはモチモチしていてバナナの味がして美味しかったです。

また次回参加したいなと思います。

パラサーダムとして薔薇をもらいました。

インドが気になった方はこちらもチェックしてみてくださいね(*´ω`)

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