ワーホリ(ワーキングホリデー)を決めた後にエージェントを通してビザの申請や飛行機の手配、語学学校の手配をお願いするかどうか考える人も多いのではないのでしょうか。
筆者ニールも同じ事を考え、エージェントを利用してワーホリの手続きを完了しました。
まず、私がどうしてエージェントを利用したかを説明します。
私はイギリスのワーホリと言われているYMSの抽選に、運よく2020年1月当選しました。
その頃はちょうどコロナウイルスが発生した時で、状況が短期間で変わってしまうため通常より難しく感じました。
その為、ワーホリや留学業界として情報網があるエージェントを利用した方が早く以下の情報が手に入るのではと考えました。
- ビザの申請のルールの変更
- 入国ルールの変更
- 語学学校の状況(オンライン授業実施など)
また、ワーキングホリデーを目指す知り合いもいなかったので、1人で全ての手続きをする必要があり心配性の私は

相談相手が欲しい
と思ったのも1つの理由です。
全ての手続きを依頼する必要は無いので、
- ビザ申請のアドバイス
- 語学学校の手配
- 空港からホストファミリー宅までのタクシーの手配
- ホストファミリーの手配
をお願いしました。
結果、出発前に全ての手配を済ませることが出来たので安心して渡英することが出来ました。
しかし、渡航後に振り返ってみて

エージェントなしでもOKだったな・・
と思いました。
今回はエージェントなしでもOKと思った理由をご紹介します!
渡航前に英語力、対応力が上がる
私が特に英語力や対応力が上がると思った理由はビザ申請です。
ワーホリのビザの申請は学生ビザや就労ビザよりも簡単と言われています。
それでも、提出書類は英語で初めての人や英語の苦手な人にはハードルが高いです。

書類を間違えたらビザが下りないかも
という不安の中で申請するのはストレスです。
エージェントを利用すると、
- 申請書類のマニュアル配布
- 必要書類のチェック
をしてくれるので安心です。
ビザが通るという確約はありませんが、心配な人にとって大きなメリットです。
私は心配症なのでエージェントを使用しましたが、書類を自分で読んだ時に

意外と出来そう
と思いました。
なので、辞書や翻訳サイトを駆使して頑張る気合いがあれば

エージェントなしでもOKだったな
と思いました。
また、ビザ申請をエージェントなしで手続きするということは、自力で英語の書類と戦うということですので英語力が上がります。

日常英会話で見かける単語ではないので新しい単語を覚えられます!
提供される情報に限度がある
エージェントに相談しても、問題が100%解決するわけではありません。
私の場合、在留資格証明書のカードの受け取り場所の変更をする時、少し困った状況に陥りました。
イギリスのワーホリはビザを無事取得できるとパスポートに約3ヶ月のビザが貼られそれが返却されます。
さらに、入国後10日以内にBRPカードという在留資格証明書のカードを指定の郵便局から受け取ることで2年間のビザを得ることが出来ます。
私はビザ申請当初はロンドンに滞在と申請していましたが、最終的にロンドンから2時間くらい離れたブリストルという街に滞在することを変更しました。
その為、BRPカードをわざわざ指定したロンドンまで取りに行く必要がありました。

無事に届いているか分からないのに時間と費用をかけて行きたくない
と思いました。
私は渡航前に事前に指定場所を変更できないか試してみることにしました。
万が一10日以内にロンドンでBRPカードを受領できず、2年間のビザが貰えないという最悪の事態を避けたかったからです。
メールで政府のビザを扱う部署に問い合わせをしてみましたが、返事がありませんでした。
どうしたらいいか分からなくなった私はとりあえず、エージェントに相談してみました。
しかし、エージェントに相談しても、インターネットの情報を教えてくれるだけで、私でも分かる情報しか提供してもらえなかったのです。

なんのための相談だったんだ…
結局、私は自分で情報を集め、約800円課金すると優先で質問に返答するサービスを見つけることが出来ました。

海外らしいなと思いつつ料金を支払うと、次の日に返答がありました(笑)
BRPカードの受け取り先を変更したい場合は、取り扱い可能な郵便局で以下の手続きを現地で直接する必要がありました。
- 変更したい旨を説明
- 変更料金3000円位を払う
そうすると、その郵便局に転送して貰うことが出来ます。
私は無事に受け取り先も変更しBRPカードを受け取れました。
結局は全て自分で対応したので、エージェントに相談する必要はなかったかなと思います。

エージェント頼らなかった分、対応力が上がったと思います(笑)
費用を抑えることが出来る
エージェントは会社ですので無料ではありません。
当然どこかに費用が含まれています。
その為、少しでも費用を安くしたい人は自力で準備した方が節約が出来ます。
私が特にエージェントなしで自力でやれば良かったなと思った点は2点です。
- ホームステイ先の手配
- ホームステイ先までのタクシー予約
ホームステイ先はエージェント経由で語学学校が斡旋するホストファミリーを紹介して貰いました。
費用は1ヶ月(朝・夕飯付き)で約13万円でした。
しかし、語学学校のクラスメイトと話していたら自分が費用を多く払っていることに気がつきました。

約1万4千円も多かったです!
その為、次月の費用をホストファミリーに直接値下げを交渉しました。

約1万4千円の値切りに成功しました!
詳しい交渉の仕方は以下の記事にありますので、気になる方はぜひお読みください。
海外生活でお金がない!上手くお金の管理をする3つの方法
海外生活を始める前に、考えることといえば資金ではないでしょうか?仕事が見つかるまでは懸念材料の一つですよね。お金が無い場合でも工夫をすれば乗り越えることが出来ます。20代女子の海外で仕事が見つかるまで行った節約術を3つ紹介します。
また、ロンドンのヒースロー空港からホームステイ先への交通手段はタクシーを予約しました。
こちらもエージェント経由で約3万円かかりました。
滞在先はロンドンではなく、ロンドンから車で2時間くらいかかるブリストルという街でした。
コロナの規制ルールもあるので、
- 突然公共交通機関が使えなくなったら不安
- スーツケースなどの多くの荷物を持って自力で行くのは厳しい
と考えたのでタクシーにしましたが、なかなかの出費でした。
後に調べたらタクシーは2万円くらいであったので、

自力で予約すれば良かった
と思ってしまいました。
さらに、長距離バスは1,000円くらいからありました。
安心と楽さをお金で買ったとその時は考えたので良しとしています。
このように自力でやれば費用を抑えることができます。
出会った人が渡航するとは限らない
私はエージェントが開催してくださるワーホリ説明会で友達を作れたら

素敵だな
と思いました。
情報収集と友達作りの為にいくつかのエージェントの説明会に参加しました。
気が合った人と連絡先を交換して情報の共有や悩みを相談することが出来ました。
私の周りにはイギリスのワーホリに挑戦する友人がいなかったので嬉しかったです。
しかし、それぞれ事情が異なり仲良くなった4人のうち1人しかイギリスに渡航していません。
また、渡航した1人も事情があり日本に半年くらいで帰国してしまいました。

気が付けばイギリスにいるのは私一人に…
私はTwitterでもワーホリの人と繋がっていたので、Twitterで交流させて頂いている人達にイギリスで会いました。

リアルに会ったことが無かったので本当に緊張しました!
実際会ってみると素敵な方が多く出会いに感謝しています。
Twitterを通してイギリスで友達を作ることが出来ました。

TwitterなどのSNSで実際に現地に住んでいる人とコンタクトを取るのはオススメですよ!
渡航後のサポートはほとんど無い
エージェントによって違うかもしれませんが、私が利用したエージェントからは渡航後に連絡は一切ありません。
イギリスに到着後に私はトラブルに遭いました。
予約されているはずのタクシーの運転手が来ていなかったのです。
タクシーの運転手はプラカードを持って到着ゲートにいるはずでした。

タクシーが来なくて詰んだ
と最初はショックでしたが待っても来ないので行動することにしました。
エージェントに相談しようと思いましたが、日本との時差も考えて対応してもらえないと思い語学学校に電話をしました。
語学学校のスタッフにつたない英語で状況を説明し、タクシーの運転手を手配してもらいました。

英語がちゃんと通じたかとても不安でした・・・
30分後くらいにタクシーの運転手が現れ、無事にホームステイ先につくことができました。
ホームステイ先に付いた後に、
- エージェントの手配漏れがあったのではないか
- 英語が全く自信が無い人に同じような事があったら大変
と思いクレームのメールをエージェントにいれました。
しかし、謝罪の言葉はなく

お疲れ様でした、これから楽しんでください
と言われました。
それ以降、こちらから連絡は取っていません。
もちろん、エージェントからの連絡もないです。
費用を多く出してもサポートが渡航後にほとんど無いなら、エージェントなしでもOKかなと思ってしまいました。
以上のように、エージェントがあっても結局は自分でどうにかしないといけない場面があります。
私は心配性なので安心を買うためにエージェントを使ったのですが、やっぱり完璧ではないなと感じました。

私が使ったエージェントがたまたまあんまり良くなかった可能性もありますが…
エージェントなしでもなんとかなることも多いなと思いますし、節約や人生経験の幅が広がるなどメリットもあります。
もちろん、エージェントを利用することも良い選択です。

あなたの状況でエージェントを利用するかしないか考えてみましょう!
ワーホリが気になる方は、
の記事もぜひお読みください。
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