コロンビアに海外移住したい日本人の中で、

コロンビアの配偶者VISAってどうやって取るの?
という疑問を持っている方たちは多いのではないでしょうか?

意外にVISA申請って難しそうに思いませんか?
そんなVISA申請をして、無事コロンビアに住むことができたひもくみが教える配偶者VISA申請の際の注意点。
特にVISA申請の際に必要な書類やコスト面が気になると思うので、ちょっと詳しく書いて行きますね。
それでは、見て行きましょう!
往復の飛行機のチケットは必須!
これは、まさかですよね。
アメリカの航空会社では飛行機の搭乗の際に、往復のチケットを確認されます。
なので、飛行機の往復チケットの有無にうるさいらしいのですが、

ひもくみはまさかの片道チケットしか持っていませんでした…
そして、コロンビアの往復チケットがいる事を知らずに、アメリカからコロンビアに向かおうとしたその時!

NO!
とかなり強めに、航空会社のスタッフの女性に言われてしまいました。
そこに至るまでの間にも、格安航空券だったからかかなり苦労してコロンビアへと向かっていたので、

(´;ω;`)ブワッ
と思わずその場で泣いてしまいました。
泣いているひもくみを見たスタッフの女性も同情してくれたからか、

コロンビアからアメリカ行きの帰りの格安チケットならあるよ
と何とか短い時間で見つけてくれました。
航空券の正確な値段は覚えていませんが、たしかアメリカドルで$250以内でした。
もし婚姻届けを日本のコロンビア大使館で提出し、その結婚証明書をもらっていたら話は違ったでしょう。

結婚した証明書は?
と確かしつこく聞かれた覚えがあるのですが、日本の婚姻届けを見せてもダメでした。
なので、一番良いのは日本でコロンビアの婚姻届けの原本を貰う事です。
コロンビア人との国際結婚の手続きって?宣誓書の翻訳あり!
コロンビア人と国際結婚した時の婚姻届の手続きについて、コロンビア人と結婚した筆者自身の体験談と共に解説しています。婚姻届け成立に大変苦労したので、あなたがこの記事を参考にすれば、コロンビア人との結婚で苦労しないはず!
この記事でも、他に勃発した問題を長々と説明しています(笑)
それか、コロンビアで婚姻届けを提出したい方は、帰りのチケットを捨て玉として入国した方が良さそうです。
ただし、日本から往復チケットを購入した状態で来る際は問題ありません。

実際にひもくみは一度観光でコロンビアを訪れたのですが、往復チケットを見せれば特に問題はありませんでした!
片道チケットでコロンビアへ入る事は難しそうなので、そこは注意して下さいね。
コロンビアの婚姻届けのオリジナルコピー
配偶者VISAを申請する際、
- コロンビア大使館
- コロンビアのNotaria(公証人役場)
で受け取った婚姻届けのオリジナル(原本)のコピーが必要となります。
このオリジナルのコピーは自分たちが勝手に印刷機でコピーしたものではなく、公的手続きによるコピーでなければなりません。

少なくとも、コロンビアのNotariaではそうでした!
そのオリジナルのコピー依頼は、大体アメリカドルで$3くらいと安いです。
ですが、その婚姻届けの原本にNotariaで署名してもらう際、約$25支払わなければなりませんでした。
私たちは、コロンビアの現地に住んでいる日本語翻訳の方に約$50ほどの翻訳料もすでに支払っていたので、この時点で$78を婚姻届けの為に費やしたことになります。
日本では婚姻受理証明書が1,000円以内で入手できると考えるとかなり高めですよね。

しかも、コロンビアの方が物価が安いので$78の出費は結構痛いです!
ちなみに、日本ではスペイン語の日本語翻訳に関して、ひもくみみたいな一般人の翻訳でも良しとされました。
しかし、コロンビアではそうはいきません。
念のため、自分で日本語からスペイン語翻訳した婚姻受理証明書を持って行ったのですが、受け付けてくれませんでした。
なので、コロンビアで翻訳者の方を見つけなければなりません。
私みたいにコロンビアで婚姻届けを提出しようとする方自体珍しいかもしれません。
ですが、そんな方がもしいれば、

一般レベルでどうにか出来る範囲をちょっと超えてるなぁ…
という気がしたので、現段階で婚姻届けをコロンビアで提出することはおすすめしません。
日本のコロンビア大使館に提出した方が良いでしょう。
配偶者VISA(ビザ)申請の際に聞かれること
どんなVISAを申請する時でも、その申請する個人の情報や理由は聞かれるかと思います。

ひもくみも聞かれました!
質問してくる方は英語が話せました。
コロンビアでは、公共・医療機関で働いている方たちは割と英語が話せるのですが、一般の方たちは英語が話せません。
スペイン語と英語ってとても似てるので、日本人が英語を学ぶのとコロンビア人が英語を学ぶのとでは、

コロンビア人の方が楽そうなのになぁ
とひもくみなんかは思ってしまいます。
さて、ビザ申請の際に何を聞かれるのでしょうか?
覚えている範囲ですが、
- 大学で学んだこと(学部)
- 働いていたか?(前職)
- 何故、コロンビアに来たのか?
- 現在は何してる?
大体この4つでした。
私の卒業した学部は「総合政策学部」というちょっと変わった学部なので、いつも「Political Science」とメジャーな学部で通してます。
一方、前職はWEBデザイナーとして働いたので、職員の方は

???
となりました。

そうなんですよね(笑)
自分の学部と前職があまりにも関りが無いので、いつも海外の方達に不思議な顔をされ驚かれます。
なので、いつも

日本では学部で学んだことに関わりがなくても働ける!
と説明を補っています。
何故コロンビアに来たのかは、
コロンビア人のイケメン彼氏とそのまま結婚?!しちゃった話
筆者自身の体験談を元に、コロンビア人のイケメン男性との恋愛からお付き合い、そして結婚までのお話を書いています。話の中で、コロンビアの恋愛観・宗教観・離婚問題等についても触れているので、興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい!
このストーリーを見てくれた方が早いでしょう。
このお話を簡単にまとめて、いつもコロンビアに来た理由を説明しています。

現在何をしているのか?
という質問に対しては、

日本のオンライン家庭教師(チューター)の仕事をここでもしている
と説明しました。
仕事を持って来ていない場合の他の答え方としては、

スペイン語を学んでいる
とかでも良いかと思います。
配偶者VISA(ビザ)申請の際の料金
婚姻届けでの支払いに続き、配偶者ビザ申請でもお金は掛かってきます。
ですが、このVISA申請の値段は日本人だと他の国よりかは安めです。

何故かは分かりません(笑)
他の国だと1万円は超えていました。
この支払の際に注意しなければならないのが、クレジットカード決済が出来ないことです。
この時はひもくみの夫が支払ってくれましたが、おそらくその値段は150,000ペソ(日本円で当時はおよそ5,000円)くらい。
この支払い後、私のクレジットカードでその支払い分の買い物をしたので、クレジットカードの支払い履歴を頼りにしています。
この配偶者VISA申請が完了した後に、ひもくみはクレジットカードを落として失くしてしまったのですけどね(笑)

よし、これで手続きが終わってコロンビアに住める!
と安心していたら、夫が

いや、まだあるよ!
と余計な一言を…!!

そうなんですよね…
ここで安心される方が大半だと思いますが、コロンビアに移住するための手続きが実はまだあったんです。
IDカード「Cedula」申請も忘れずに!
コロンビアでは、日本のマイナンバーみたいなIDカードを持つのが必須です。
このIDカードは公共・医療機関ではもちろん、日常のちょっとした時なんかの証明として使われます。
もしかしたらもっと多様な使い方があるかもしれませんが、日本人であるひもくみにとってこの「Cedula」IDカードはパスポートと同様の証明書として考えています。
このIDカード申請は同伴なしの一人で手続きを行わなければならないので、

職員の方達のスペイン語にちょっと苦労しました(汗)
IDカード申請機関で働いているスタッフは、なかなかに英語を話せる人を見かける事は出来ませんでした。
また、写真撮影もあります。
総合して、このIDカード申請は待ち時間が異常に長かったのを覚えています。
それには、理由があります。
最近、コロンビアでは大量のベネズエラ人たちが移民として押し寄せています。

もう難民と言っても良いかもしれませんね…!
ベネズエラの国家破綻を背景に、アメリカや中南米を中心にベネズエラ人が逃げ込んできており、コロンビアでは政府が規制をかけているほど!
IDカードの保持もまた就労ビザ同様、コロンビアで働く際に必要不可欠なもの。

なので、待っている人が結構多かったです!
全員がベネズエラ人とは限りませんが、IDカード申請はVISA申請に比べて何故か異常に時間が掛かりました。
意外に忘れがちなIDカード申請ですが、コロンビアでは重要な証明書なので、こちらもしっかり申請しておきましょう!
IDカード「Cedula」申請の際の料金
こちらのIDカード申請も、なんとお金が掛かります!
支払った金額は、クレジットの履歴を確認したところ183,000(COP)でした。
2017年12月頃のレートで、日本円7,048円を支払いました。
為替レートが異常に変わったり、これらの手続き費用に変更がなければ、日本円で今までのおおよその金額を算出すると、
主な手続き費用 | 金額 |
---|---|
婚姻届けの原本コピー | 300円 |
婚姻届けの原本署名 | 2,500円 |
日本語翻訳の翻訳料(人によりけり) | 5,000円 |
配偶者VISA(ビザ)申請の際の料金 | 5,000円 |
IDカード「Cedula」申請の際の料金 | 7,048円 |
合計 | 19,848円 |
レートの変動によっては、約2万円は掛かかるんじゃないかな?

2万円の出費は痛いですよね…
けど、これはコロンビアで婚姻届けを手続きした場合なので、日本のコロンビア大使館で婚姻を済ませた方は12,048円で済むかもしれません。
やはり、配偶者ビザまでの婚姻手続き費用が無駄に掛かってますよね。
コロンビアのビザ更新はお早めに!
ビザを取得してから3年が経てば、ビザの更新をしなければなりません。

コロナがなければ、ひもくみ夫婦は3年以内に渡米してたはずなのですが…
それは叶わず、コロンビアのビザを更新する事となりました。
このビザ更新の手続きがコロナの影響により本当に手間でした。
まず、以前には求められなかったビザ取得の条件が追加されました。
- 自分の収入を翻訳して開示
- 健康保険加入の義務
この条件は配偶者ビザへ対しての条件です。

自分の収入の開示はホントに嫌だったので、コロンビアの外務省に文句言って取り止めて貰えました!
ちなみに、日本大使館の方にも相談したところ、

コロナ以前のビザ更新手続きでは要求されなかった
との事だったので、もしかしたらコロナによる特別な条件かもしれません。
また、このビザ更新の手続きやIDカード「Cedula」の更新手続きは混雑していたためか、

電話もチャットも全然繋がらないやん…
とコロンビア外務省への問い合わせ電話に7時間以上、コロンビア移民局へはもはや繋がらない状態でした。
手続きの対応が遅いし悪いしで本当に嫌な思いをしたので、ビザやCedula申請は3か月以上前に申請する事をお勧めします。
みなさんは、ひもくみみたいに無駄な苦労をしないように!
婚姻届け以外の料金は、就労ビザや学生ビザ等をコロンビアで申請する方も一緒じゃないかな?
コロンビアに移住したくて、ビザ申請の手続きに困っている方の参考になればと思います!
4 コメント
ひみくもさん
返信削除初めまして。コロンビアに住んでる日本人と検索してこちらを拝見しています。私の旦那もコロンビア人で、日本で入籍をしたのですが、日本のコロンビア大使館にも結婚したという証明手続きをした方がいいのですよね?(今旦那はコロンビアにいて、私が来月コロンビアに行くんですけど)こちらのブログでみると、日本にあるコロンビア大使館で結婚の登録や届け出はできるんですかね?翻訳の方とはコロンビア在住の方で探してもいらっしゃるのですか?初めてなのに質問ばかりで申し訳ないですが実際にやられた方のお話が一番頼りになるので思い切ってご連絡させていただきました。
はじめまして、Tocoさん!
削除コロンビア大使館でも入籍しなければ、後のビザ・Cedula申請が出来ません。日本にあるコロンビア大使館で申請する事をお勧めします。
日本だと、翻訳を自分たちで出来る可能性もあるので、余計な費用が掛からないかもです。また、手続きもスムーズかもしれません。
コロンビアだと、なかなかNotaria(日本の市役所みたいなとこ)が婚姻届けを認めてくれませんでした。
最初の手続きは大変かと思いますが、頑張って下さい!
ひもくみさん
返信削除はじめまして。つい最近私もコロンビア女性と結婚して、Matrimonio CivilからCédulaまで、全ての手続きをコロンビアで行いましたが、とにかく大変でした(笑)
VISA申請の際には、こちらの記事を参考にさせていただきました。
馴れ初めの写真をじっくり見られたのはちょっと恥ずかしかったですが…
文句を言って出頭日より前に面談してもらえるのも、コロンビアっぽいですね。
オンライン申請した後、結局当局に出向かないといけないのが腑に落ちなかったところでしたが、Notariaでの結婚式など、まあ良い経験になったかなと思います。
返信遅くなってすみません!
削除この記事がお役に立てて嬉しい限りです^^
私もこのブログで書いた通り、コロンビアでの結婚手続きやVISA申請で色々と苦労したので、その助けになればと思い書きました。
わざわざコメントくださりありがとうございます!