JapaNEOは、日本で働く外国人と、受け入れる日本人のあいだに“理解と信頼”を生む活動です。
ただ働く、ただ住む——ではなく、「ここにいていい」と思える関係性をつくること。
文化・価値観・表現の違いを、共に乗り越えられる関係性をアレンジメントすること。
それがJapaNEOの使命です。
私は日本人として海外で暮らし、そして日本という国を外から見つめる時間を持ちました。
その中で気づいたのは、「伝えたいのに伝わらない」人が本当に多いということ。
制度や言葉では解決できない“感覚のズレ”が、現場を悩ませているのを見てきました。
だから私は、ただの翻訳ではなく“共鳴できる関係性”を整える活動を始めました。
名前はJapaNEO。
これは、「新しい日本とのつながり方」を意味する言葉です。
外国人が「働くために来る場所」じゃなく
「暮らすことに希望が持てる場所」へ
受け入れ企業が「制度を守る相手」じゃなく
「同じ現場で共に動ける仲間」として迎える社会へ
言葉や文化を超えて、“相手の声を聴ける自分”を育てられる場
私は、「言語を訳す人」ではありません。
JapaNEOが目指すのは、“人と人のあいだを整える仕事”です。
そのために必要なのは、制度の理解と、感情の理解、そして文化の共鳴。
だから私は、「アレンジメント」という言葉を使っています。
意味を伝えるだけじゃない。空気を訳し、信頼を配置し、関係を編み直す作業なのです。
この活動は、こんな方々のためのものです。
初めて外国人を受け入れる日本企業・団体の方
文化の違いでコミュニケーションに悩んでいる現場の方
日本で働く外国人の方で、職場や暮らしに壁を感じている方
“通訳”では足りない何かを感じている方
調和と共鳴のある未来を信じているすべての人
私は、言葉の間、文化の間、制度と現実の間を整える構文屋です。
一人ひとりの不安や違和感に、丁寧に耳を傾け、
“あってよかったと思われる”場所を、これからも広げていきます。
JapaNEOは、まだ小さな活動です。
でも、小さな対話が社会を整えると信じています。
だから、今日このページに出会ってくれたあなたと、
この先、ほんの少しでも“何かをつなぐ”瞬間を共有できたら幸いです。
アメリカから帰国後、日本での転入届の手続きで直面した“壁”。
求められたのは前例と形式、そして人ではなく書類を見る対応でした。
この小さな体験には、古い制度が新しい命の芽吹きを押し潰してしまう危うさが潜んでいます。
だからこそ、JapaNEOでは、制度と人の間に立ち、“翻訳者”として声なき声を伝えていきます。