日本で働くには、まずいくつかの基本的なルールや準備を知っておくことが大切です。
知らずに動くと、働けない仕事に応募してしまったり、トラブルになることもあります。
ここでは、仕事探しを始める前に確認しておきたいポイントをまとめました。
日本で働けるかどうかは、「在留資格(ざいりゅうしかく)」によって決まります。
ビザの種類によって、できる仕事とできない仕事があります。
通訳、IT、デザイン、教育など専門職向け
農業、建設、縫製、介護など決まった職種でのみ就労可能
飲食、介護、清掃など人手不足の分野で働ける
基本的に働けませんが、資格外活動の許可があれば週28時間以内のアルバイトが可能です
まずは、自分の在留資格の種類と、働いて良い条件を確認しましょう。
不明な場合は、入管や支援団体に相談すると安心です。
日本では、仕事に応募するときのマナーや書類の書き方にルールがあります。
写真付きで、日本独自の形式があります。手書き・デジタルどちらも可ですが、内容に誤字がないよう注意。
今までどんな仕事をしてきたかを詳しく書きます。特に正社員を目指す場合に必要です。
時間厳守、丁寧な挨拶、日本語での受け答えなどが求められる場合もあります。
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日本で仕事を見つけるには、いくつかの代表的な探し方があります。
どの方法が合うかは、在留資格・日本語力・経験・希望する仕事の種類によって変わります。
ここでは、外国人にとって利用しやすい求人探しの方法を紹介します。
一番手軽で、情報量も多いのが求人サイトです。
外国人向けのサイトや、日本語レベルを選べる検索機能もあるので便利です。
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日本には、外国人の「働く」や「暮らす」を支える公的機関や地域団体が数多くあります。
ハローワークのような国が運営する就職支援サービスに加え、地域に根ざしたNPO・市民団体・多文化共生センターなども、仕事探しや履歴書の書き方、日本語の練習、面接準備などを親身にサポートしてくれます。
🌟 初めて日本で働く人にとって、顔を合わせて相談できる窓口はとても心強い味方です。
まずは自分の住んでいる地域で、どんな支援があるのか調べてみましょう。
ハローワークは全国にあります。自分の住んでいる地域名 +「ハローワーク」で検索すると、最寄りの窓口が見つかります。
多くのサイトでは外国人対応の有無や、通訳がいるかも確認できます。
わからないときは市役所で「ハローワークの場所を教えてください」と聞くのもおすすめです。
市町村によっては、インターネット検索で出てこない支援団体もあります。
「〇〇市 + 外国人支援」「〇〇市 + NPO」などで検索するとヒントになります。
また、市役所の「国際課」や「市民活動支援センター」に行って、外国人支援の団体を紹介してもらうのが確実です。
これらは多くの場合、各自治体や県が運営しています。
「〇〇市 + 国際交流協会」や「〇〇県 + 多文化共生センター」で検索してみましょう。
市役所の窓口で「外国人向けのサポートセンターを教えてください」と聞くと案内してくれます。