GoDaddyからGoogle Domainsへのドメイン移管方法
Google Domainsの存在に気付いたのは、偶然でした。以前まで私は、ドメインを「GoDaddy」というドメイン会社で購入していました。ドメインは、「お名前.com」が一番安いと言われていたにも関わらず、「GoDaddy」を使用した理由があります。それは、ドメイン購入を悩んでいた当時、Googleさんが勧めるドメイン会社の中に、「GoDaddy」が入っていたからです。
「Google先生が勧めるのだから、安心なドメイン会社に違いない。」
そう思い、「GoDaddy」からドメイン購入を決めたのです。当時、SEO会社から詐欺被害に遭ったりと、色々と大変な時期だった為、余計に「Googleが勧める安全な企業」という点に魅力を感じていました。
そんなGoDaddyを使用して、3年以上が経ちました。特に不満は無かったのですが、「JapaNEOのサブドメインを将来的に作ろうかな?」と悩んでいた事もあり、GoDaddy内でサブドメインの作成方法を調べていたんです。ですが、結構分かりにくくて・・・。
サブドメインの作成方法をGoogle先生に聞いてみると、「Google Domains」についての記事が出て来たのです。調べて行くうちに、Google Domainsのメリットの多さに気付き、GoDaddyからGoogle Domainsに移管する事を検討し始めました。そして、ついにGoogle Domainsへ移管する事に決めたのです。
移管する際、GoDaddyの移管方法がちょっとややこしかったので、ここで詳しく説明していこうと思います。それでは、見て行きましょう!
「G Pay」の支払方法の登録
まずは、ドメインを購入出来るようにする為に、「GPay(Google Pay)」でクレジットカードを登録しておきましょう。おそらくドメイン購入、または移管の手続きの際に、クレジット登録画面が現れるのでしょうが、私は事前に登録しておきました。
この「Google Domains」のURLから左サイドバーにある「お支払い」をクリックし、
「お支払いプロファイルとお支払い方法は pay.google.com で管理します。」
のpay.google.comをクリックしましょう。
すると、GPayの管理画面へ移ります。私は一度もGoogle Payを使用した事が無かったので、可愛いクレジットカードのキャラクターの下に「ご利用履歴はまだありません」と表示されています。
この管理画面の左サイドバーにある「お支払い方法」をクリックしましょう。そして、「お支払い方法を追加」をクリックし、自分のクレジットカード情報を入力します。入力後、私のクレジットカード情報みたいな画面になれば、登録完了です!
「Google Domains」にドメインを移管
さて、ここからは本格的に移管作業をして行きます。また、Google Domainsの管理画面
に戻りましょう。この管理画面の左サイドバーに、「Googleに移管」という項目があるので、それをクリック。そして、移管するドメイン名を入力します。すると、上のような画面になるかと思います。
上の写真だと、「prograp.comを解除します」がOKになっていますが、これもあらかじめロックを解除した状態です。その次に、赤で「認証コードを入力」とあります。GoDaddy内でのロック解除、認証コードの探し方を、ここからは紹介して行きますね!
ドメイン移管に関する制限
ドメイン移管を行おうとしても、出来ない人も中にはいます。Google Domainsヘルプの「ドメイン移管の要件」で記されていたのですが、
- 待機期間: ドメインの購入または移管から一定期間(通常 60 日間)が経過するまで、Google Domains にドメインを移管することはできません。登録事業者固有の制限については、現在の登録事業者にお問い合わせください。
- 最大登録期間: ドメインによっては、移管の要件である 1 年分を追加して更新手続き行うと、最大登録期間を超えてしまう場合があります。そのような場合は、追加 1 年分を更新しても合計登録期間が最大登録期間を超えないようになるまで待機する必要があります。
このような人達は、しばらく待たなければなりません。この条件に当てはまらない人は、次に進みましょう!
「GoDaddy」で認証コードを探す方法
GoDaddyは結構前から使っていたので、その少し前に比べると、明らかに管理画面は分かり易くなりました。しかし、移管についての説明やサブドメインの作成方法など、情報量が少ない為、認証コードを探すのに私は時間が掛かってしまいました。
そして、やっと見つけたのが「マイアカウント」にある「マイプロダクト」でした。GoDaddy会員(ユーザー)は、あらかじめログインしておいて下さいね!すると、この「マイプロダクト」がすぐに見つかると思います。
マイプロダクトにあるドメインの横を見て下さい。「設定」、「DNS」、「管理する」という項目が見えるかと思います。その中の「設定」をクリックしましょう。すると、設定の下にまた、「Webサイトの作成」、「メールアカウントをセットアップ」、「既存のサイトに接続」、「プライバシーを追加」と出て来ます。その中の「プライバシーを追加」を選んで下さい。
ドメインのロックを「オフ」
ここからは、簡単です。まずは、ドメインのロックを必ず「オフ」にして下さい。ここでドメインのロックをオフにする事で、ロック解除され、Google Domainsの画面でも、認証コードの入力へと進む事が出来ます。
さて、次にドメインのロックをオフにした画面の下に、リンク集がありますよね?そこに、「認証コードを取得」とあります。そのリンクを、クリックして下さい。
「認証コード」をメールで通知
すると、認証コードをメール通知してくれます!GoDaddyから送られて来た認証コードをコピー&ペーストして、Google Domainsの「認証コードを入力」に貼り付けます。
「G Pay」による最終支払画面
次の画面では、登録期間の延長分の有効期限と 1 年間延長に必要な料金が表示されます。Google Domainsでは、移管であっても1年分の追加料金の支払いだけで大丈夫なのです。
つまり、登録しているドメイン会社の有効期限+Google Domainsの1年分の有効期限として、ドメインの有効期限が加算されます。なので、ここで支払う料金は1年分のドメイン使用料だけで大丈夫という事になります。ここで確認が終われば、「清算」をクリック。
料金には、消費税も含まれるので注意して下さいね!最後に、連絡先情報を入力します。この連絡先情報は、Google Domainsからの連絡、ドメイン名や「WHOIS」の連絡先情報にもなります。ここで、Google Domainsによる移管作業は終了です。
「GoDaddy」のドメイン移管準備
ドメイン移管手続き終了後、GoDaddyからこんなメールが届きます。メールが届いたのは2018年9月3日です。内容の通り、ここから2018年9月7日まで4日間の猶予があります。この間、移管をキャンセルする事が出来るみたいですね。
Google Domainsの方でも、「Googleに移管」で進捗状況を確認できます。最初は4日間掛かると思っていなかったので、すぐに移管されずちょっと焦ってました。しかし、GoDaddyからのメッセージを読み返し、2018年9月7日以降に移行されるだろうと予測出来たので、その日まで待ちました。
5日後にドメインのキャンセル処理
4日後だと思っていたGoogleへの移管は、5日後に行われました。2018年9月8日に、GoDaddy側からこんなメールが届きました。
そして、この日にGoogleに移管されたのです。ここで注意なのが、すぐには移管されない為、数十分はドメインが非表示になってしまいます。30分は掛かりませんでしたが、少し時間が掛かるという事だけお伝えしておきます。
私は、運良く日本時間の夜中だった為、PV(ページビュー)に影響されずに済みました。たしか申し込んだ時も夜中だったはずなので、移管されたのもその時間帯だったのだと思います。申込みの時は、トラフィックの少ない時を狙うのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?GoDaddyでドメインを申し込んでいる人が、そもそも少ないかもしれませんが、GoDaddyからGoogle Domainsへ移管を考えている人のお助け情報になればと思います。ずっと前から、「Googleがドメインを管理してくれないかなぁ」と思っていたので、今回Google Domainsを選んでとても満足しています♪
ブログ運営をお考えのあなたも、Google Domainsを検討してみてはいかがでしょうか?
コメントを投稿
0 コメント