コロンビアの首都ボゴタの治安は悪い?実際に住んでみた。

コロンビア在住者の体験談あり!コロンビアの首都ボゴタの治安について

「コロンビア」と聞くと、危ないイメージを持っている日本人が多いのではないでしょうか?コロンビアと言うよりも、南米に良いイメージがあまりありませんよね。私は現在コロンビアの首都ボゴタに住んでおりますが、実際にコロンビアに住む前まで、家族や周りの友達から心配されました。

ですが、そんな心配とは裏腹に今ではコロンビアを楽しんでおります!私が住んでいる地域が中流階級の地域であるというのもあるかもしれませんが、コロンビアは比較的安全な国だと思います。治安なんてものは、地域によるでしょう。けど、それは何もコロンビアに限った話ではありませんよね?

アメリカやヨーロッパだって、地域によってはスラム街もありますし、高級住宅街だってあります。それは、コロンビアも一緒です。そんなコロンビアの首都ボゴタの治安について、実際に住んでいる私ひもくみがまとめてみました!

コロンビアのエストラト(階級)制度

まずは、コロンビアには階級社会が存在している事を知らなければなりません。エストラトにより、地域ごとの治安は大きく変わってきます。コロンビアの階級は、全部で6階級あります。それぞれの階級を説明すると、

1
2
3
4
5
6
とても低い
低い
中の下
中の上
高い

となります。5と6が富裕層であり、3と4が中産階級1と2が貧困層です。この階級に分ける事により、5と6の階級は税金などのお金を多く支払わなければなりません。そして、階級が下がるにつれて支払う額は減って行きます。それは、家賃や光熱費などの料金も比例します。しかし、1と2の階級の人達に関しては、補助金を受け取る事が出来ます。

コロンビアのエストラト制度(社会の階級制度)

(出典:EL PAÍSより)

この地図が、エリアごとの階級区分になります。EL PAÍSによると、

ボゴタの人口の76%は、第1、第2、第3階層である。階層5と6の市民が支払った金額がどれだけ増えても、それだけでは不十分だ。法律は、この差額を救うための補償基金を検討している。つまり、企業がお金を受け取ることを止めず、サービスを保証できるようにするための公的資金だ。

第4階層だけが、第1~3層を補う必要がなく、自分たちの自己責任で生活して行く形となります。このエストラトという階級制度は、国連からも税制の提案など改善を促されています。多くの人々が助成金を受け取るのをやめ、その資金をどのように配分するのか考える「教育」の必要性がコロンビアでの課題でもあります。

北が富裕層エリアで、南が貧困層エリア。この構図は、どこの国でも見られますよね。第1~2階層の人達が働きに行く時は、北に進んで行かなければいけないので、時間も掛かるし、給与も低賃金です。一方、富裕層の人達は自宅からオフィスまでは近く、高い給与を貰っています。

ひもくみがボゴタに住んでいて感じるのは、道が整っているかどうかや建物の造りも、階級ごとのエリアによって違うということです。高級住宅街周辺は、やはり道もしっかりしており、高層アパートなんかも多いのです。治安もかなり良いので、快適に過ごせるかと思います。

私たちは、第4階層エリアに住んでいるので、ボゴタでは中流階級です。生活には満足していますが、レンガ道が崩れていたり、瓦礫やごみが散乱している道もあるので、歩く際に注意して歩かなければいけません。

コロンビアの首都ボゴタの治安は悪い?

このエストラト制度の知識を前もって持っておいた状態で、コロンビアの治安について見て行きましょう!

コロンビアは、アメリカの影響を強く受けています。それは、文化や社会もそうですし、為替の影響もそうです。なので、アメリカの企業が結構コロンビアにも進出しています。例えば、「Subway」や「McDonald's」、「KFC」など。日本と似ていますね(笑)

もちろん、コロンビアの企業もあります!有名どころは、「Exito」(スーパーマーケット)や「Juan Valdez」(コロンビア版スターバックス)かな。こうやってコロンビア内を見ると、結構コロンビアも発展してると思いませんか?24時間コンビニまで、ちゃんとあるんですよ!

エストラト制度は極端で特殊かもしれませんが、欧米にスラム街がある状況と変わらない部分かもしれません。貧困格差が起きた背景や原因は、全然違うでしょうけどね!

コロンビアの貧富の差はかなり大きいので、第1~2階層エリアに行かなければ、比較的他のエリアは安全です。しかし、第3階層エリアは、少し気を付けた方が良いかもしれませんね。何も起きた事はありませんが、カメラを持ち歩いたり、高級バッグを身に付けていると、スリに遭う可能性は十分にあると思いますよ。

ですが、第3階層エリアは観光地であったり、コロンビアのファミリー層が住んでいるエリアです。観光地のほとんどが第3階層に当てはまりますので、少し注意しておきましょう。実際に、ひもくみも観光地でバッグを開けられた事があります。人にぶつかったと思ったら、バッグが開いていたのです。人混みが多い場所は、比較的スリの人達にとって好都合なので、貴重品はポケットに入れる等して対策して下さいね!

私たち夫婦も、第3階層エリアまでは実際に行った事があります。風景は、第4階層エリアとあまり大差ありません。第4階層エリア以降は、大学やビジネスが多いエリアという印象があります。第5~6階層エリアは、第3~4階層エリアと比べて、高級感漂う建物が並ぶので、差が歴然とします。

首都ボゴタのエリアごとの治安情報を紹介!

ここからは、実際に私たち夫婦が訪れた事のあるエリアの治安をご紹介して行きたいと思います。エストラト制度の階層が載っている地図と各エリアを見比べながらなので、明確なエリア情報ではないかもしれませんが、コロンビア出身の夫とも確認しながら治安情報を載せております。

また、このエストラト制度の階層の情報も年を経るごとに古くなる可能性もあるので、2018年の情報であるともお伝えしておきます。それでは、それぞれのエリアごとの治安を見て行きましょう!

観光地として有名なラ・カンデラリア(La Candelaria)の治安

観光地として有名なラ・カンデラリア(La Candelaria)の治安

大体の観光客の方たちが、このエリアに行くかと思います。エストラト制度の階層は、第2と第3階層が入り混じっています。南に行くほど第2階層エリアなので、注意しましょう。

欧米人の観光客が目立ちます。以前までは、ドラッグや麻薬組織のイメージがありましたが、今ではそのイメージも薄まって来て、観光客が増えて来ているのです。実際に、英語を学ぶコロンビアの若者は、ツアーガイドになりたい人が大勢います。ここは、ひもくみ達がフリーウォーキングツアーフリーフードツアーで訪れた場所です!

モンセラーテの丘があるサンタ・フェ(Santa Fé)の治安

モンセラーテの丘があるサンタ・フェ(Santa Fé)の治安

こちらのエリアも、外国人観光客には人気なエリアです。エストラト制度の階層は、第1~第4階層まで入ります。南に行けば第1と第2階層、中部は第3階層、北は第3と第4階層が入り混じっています。なので、南に行く際は気を付けましょう

サンタ・フェに行った実感としては、観光地を行く途中、第5階層エリアのような大きな高層ビルやマンションが建ち並ぶ場所があります。なので、地図通りの階層分けだけではない気がします。

このサンタ・フェエリアは、モンセラーテの丘や国立博物館、そしてぎりぎり黄金博物館まで入ります。黄金博物館とモンセラーテの丘は、外国人観光客にも人気なスポットなので、おすすめします!私たちも実際に行きましたが、モンセラーテの丘も黄金博物館もかなり見応えありました。

有名大学が建ち並ぶテウサキリョ(Teusaquillo)の治安

有名大学が建ち並ぶテウサキリョ(Teusaquillo)の治安

私たちが、実際に住んでいるエリアです。この地域は、国立・私立含め有名大学が多く、学生たちの多いエリアです。エストラト制度の階層は、第3~5階層まで入ります。ほとんどが第4階層ですが、東に第3階層エリア北に第5階層エリアが少し広がっています。

私の夫が通っていた「コロンビア国立大学」も、このエリア内にあります。観光地ではありませんが、私たちが住むテウサキリョのアパートからラ・カンデラリアやサンタ・フェなどの観光地までは徒歩25分(バスやタクシーだと10分)、高級住宅街が建ち並ぶチャピネロまでは徒歩10分(バスやタクシーだと2分)です。

ボゴタの中心地から、ほぼ真ん中あたりにテウサキリョは存在するので、どこにでも手軽に行ける交通の便が嬉しいです。

高級住宅街が建ち並ぶチャピネロ(Chapinero)の治安

高級住宅街が建ち並ぶチャピネロ(Chapinero)の治安

ここのエリアは、高層ビルや高級住宅街が建ち並ぶエリアです。エストラト制度の階層は、第1~6階層まで全て入ります。第5・6階層と第4階層がほとんどを占めていますが、このチャピネロ内で南東に行けば第1・2階層南西に行けば第3・4階層が広がっています。

ちなみに、日本大使館もこのエリアの一角にあり、上の写真の中にあります。このエリアは、ほぼビジネス街であり、高層ビルや高層マンションが建ち並んでいます。

このエリアから山の方に向かうと、さらにお金持ちエリアになるそうです。行った事ないですが、交通の便に近いところより少し山に向かっていった方が豪邸が見れるようです。ちなみに、ここの地域に日本食やラーメン屋さんが多いようです。日本大使館の人が紹介してくれましたが、まだ行けてないひもくみです(汗)


いかがでしたでしょうか?結構、詳細にボゴタの治安情報について触れる事が出来たと思っています。「コロンビア=危険」というイメージは、少なくとも払拭できたのではないでしょうか?コロンビアの都市の治安は、地域によります。特に、貧困格差の激しいコロンビアでは尚更です。

ボゴタ観光する際、この治安情報を役立てて貰えれば嬉しいです。それでは!

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