【2013年版】ブリテンズ・ゴット・タレントの優勝者たち

イギリスで絶大な人気を誇るオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」。 この超人気イギリスオーディション番組では、素人が奇跡を起こし成功を掴んで行く姿を映した番組です。実際に、このオーディション番組がきっかけでプロの歌手として、ダンサーとして活躍している方は沢山います!

2009年では、シャドウだけでショーを繰り広げたアトラクション(Attraction) 、ブラック・ジョークが得意なコメディアンのジャック・キャロル(Jack Carroll) 、ウェールズのクラシカル・シンガーの二人組リチャード・アダム(Richard & Adam)がそれぞれ1~3位に選ばれました。

一体、彼らのパフォーマンスの何が良かったのか?優勝したその後も追ってみました。それでは、見て行きましょう!

2013年ブリテンズ・ゴット・タレントの優勝者まとめ

(出典:YouTubeより)

【2013年】1位:アトラクション(Attraction)

アトラクションは、ハンガリーから来た企業団体です。アトラクションは、シャドウだけでお話を作り、観客に見せます。

このシャドウだけで披露するストーリー、実はほとんどが実話なんです。

アトラクションのファースト・オーディション

ある男女が恋に落ち、付き合い結婚し、子供も産まれ幸せな家庭を築きます。しかし、ある悲劇が訪れます。それは、夫である男性が徴兵され、兵隊として離れ離れとなってしまうのです。

その後、彼は銃で撃たれ亡くなってしまいます。その出来事があった後、母親と娘が父親のお墓にお参りに行く、というストーリーで幕を閉じます。

演技披露後、アマンダは泣いてしまいます。また、審査員全員が、この感動的なパフォーマンスを大絶賛します。

アトラクションのセミファイナル・オーディション

ある母親が、女手一つで幼い息子を育て上げます。そして、大学卒業後に息子は母親の元を離れ、彼女が出来て結婚しました。

そんなある日、一通の電話が!なんと、彼の母親が危篤状態であり、入院している母親のベッドに息子は急いで行きます。しかし、母親は帰らぬ人となってしまいました。

泣き崩れる息子に、奥さんはそっと寄り添い妊娠しているお腹を見せます。息子が奥さんのお腹に耳を澄ませるシーンで、幕を閉じます。

このセミファイナルでは、アリーシャが泣いてしまいます(笑)

このストーリー、実はアトラクションの代表者の実話なんです。アトラクションの素晴らしいところは、パフォーマンスの完成度の高さだけでなく、ストーリーが実話なだけに内容の生々しさがあるところです。そういうところが、人々を感動させるのでしょうね。

アトラクションのファイナル・オーディション

ファイナルでは、「イギリス」という国を称えるパフォーマンスを披露しました。これには、謙虚な出演者が大好きなサイモンも、気に入ります。

アトラクションのその後

この後アトラクションは、色々な場所(たとえば、ラスベガスや中国)でパフォーマンスを行ったり、イギリスの保険会社のTV広告に出演したりしていました。最近では、目立った活動をメディアの前では行っていないようです。イギリスのテレビ番組で優勝したにも関わらず、イギリスではよく知られていません。

【2013年】2位:ジャック・キャロル(Jack Carroll)

ジャック・キャロルは、わずか14歳の少年です。最初に、「(自分は)プロの体操選手」とジョークを飛ばして審査員の笑いを沸かします。両親も、ジャックのジョークがどこまで通用するのか心配していましたが、

ジャック・キャロルのファースト・オーディション

サイモンはジャックに、

「君のことを、もう少し詳しく教えてくれるかい?」

という質問をしました。それに対してジャックは、

僕はプロの体操選手だよ

と答え、体操選手には見えない体型とのギャップで、会場を笑いで包みました。この出だしから、かなりウケています(笑)

ですが、ジャックの英語には基本的に訛りがあり過ぎて、私はあまりユーモアの理解ができませんでした・・・。おそらく、そういう視聴者が多いからか、YouTubeでは「Jack Carroll 日本語」という検索ワードが出現するほど。一方、コメディアンであるデヴィッドは、ジャックを「コメディーの天才」と褒め称えます。

ジャック・キャロルのセミファイナル・オーディション

ジャックは、若手のお笑い芸人と同じようにネタを思いついては自分のネタ帳に書き留めているようです。セミファイナルでは、あの審査員サイモン・コーウェルをいじりました(笑)

サイモンを、北朝鮮の独裁者「金正(キム・ジョンウン)」と来年代わった方が良いと言い出します。なぜなら、二人とも似た性格があるのと、最近報道されている事も北朝鮮とブリテンズ・ゴット・タレントは似ていると言うのです!

これには、サイモン含めた審査員たちも大爆笑(笑)しかし、このジャックのブラック・ジョークは、意外にも音楽家たちにはジョークとは思えない現実かもしれません。まさに、そのサイモンの独裁的な態度に対する制裁が、この2013年のオーディションで起きてしまうのです。

その話は、また後ほど話すとして!

コメディアンでもあるデヴィッド・ウォリアムスは、若干14歳でありながら素晴らしいコメディーを提供したジャックを「輝かしいコメディアン」と称賛します。その言葉に、ジャックは嬉しさのあまり半泣きです。

サイモンも、ジャックのブラック・ユーモアを大変気に入り、めちゃくちゃ笑ったそうです。そして、ジャックの事を「天才だ」とまで言わせました。

ジャック・キャロルのファイナル・オーディション

ファイナルでも、セミファイナルと同様に政治の話を絡ませます。今回は、2012年のロンドンオリンピックの事や、ギリシャ崩壊についてなど、14歳とは思えないような内容でした。

サイモンは、ジャックの事を「いたずらな少年」と言いながら、始まった時に放った「卵」のジョークについて、

君くらいだよ。卵を笑いに変えられるのは!

とべた褒めです(笑)実は、3位に入ったリチャード・アダムのファイナルのパフォーマンスの際、あるバイオリニストの女性が審査員席(特にサイモン・コーウェル)に、卵を投げつける事件が起きたのです!

後で詳しく後述しますが、卵を投げつけたシーンはあまりにも衝撃的なシーンとなってしまい、ジャック・キャロルはその事件を笑いとしていじったのです。

観察力が、14歳とは思えないほどで、サイモンはまるで35歳の男のようだと言います。そして、サイモンを含めた審査員は誰もがジャック・キャロルの優勝を望んでいました。ジャックの結果は、準優勝です。

ジャック・キャロルのその後

ブリテンズ・ゴット・タレント後、ジャックはサイモン・コーウェルのレコード会社「Syco」と自伝を書く契約を結びました。

ジャックは産まれる11週前に、脳性麻痺で早産されました。その彼の病気により、歩行用の歩行車を使っていたんですね。 彼の波乱万丈な人生により、 「勇気のティーンエイジャー(Teenager of Courage)」カテゴリーで、2012年に英国プライド賞を受賞しました。

他にも、ジャックはCBBCやBBCラジオに出演したりと、コメディアンとしてメディアで活躍しているようです。

2016年のジャックを見つけました!ちょっと痩せてますね。

2018年の優勝者もそうなのですが、イギリスでは障がい者の方たちがコメディアンになる事が可能です。日本では、なかなかそういった文化や社会が育ちにくい国ですよね。しかも、障がい者であるコメディアン達も、障がいを自虐ネタにするのではなく、人生に前向きであったり、何でも笑いに変えます。

そんな、彼のユーモアを好きな英国ファンはきっと多いはずなので、今後の活躍に目が離せませんね♪

【2013年】3位:リチャード・アダム(Richard & Adam)

リチャード・アダムは、ウェールズのクラシカル・シンガーの二人組です。二人は、ノースウェールズ出身で、見た目も何とも愛嬌があり、人あたりも良さそうな青年たちです。

また、彼らを一番に応援するおばあちゃんは個性豊かで、パフォーマンスが始まる前に、少し登場します。そのおばあちゃんも、見るからに良い人そう!

しかし、そんな二人のファイナル・パフォーマンスでは、あるハプニングが起こります

リチャード・アダムのファースト・オーディション

リチャード・アダムの曲が終わり、審査員達は彼らの歌声を誉めます。肝心のサイモン・コーウェルは、彼らの努力と情熱を誉めた上で、技術的なサポートは必要と指摘します。

しかし、2012年にブリテンズ・ゴット・タレントからもオリンピックに出場した優勝者たちがいるので、その経験から一生懸命努力して才能を磨けば、リチャード・アダムも改善されるだろうと示唆します。

サイモンの審査の特徴として、パフォーマー達に才能がある事はもちろん前提にあるのですが、性格・人当たりの良さ、謙虚さなども含めて見ていると思います。実際に、性格の良さそうなパフォーマー達は、サイモンの審査が甘くなりがちです。

一方、どんなに客席や他の審査員達が才能を認めたパフォーマーでも、未熟な心の持ち主だったり、謙虚でなければサイモンは、「✖」を下す事もあるのです。

リチャード・アダムのセミファイナル・オーディション

セミファイナルでも、リチャードとアダムのおばあちゃんは登場します!何だろう。どこにでもいるような、世話好きなおばあちゃんという感じが、みんなに愛着を持たせるのでしょうね。おばあちゃんの存在は影響していないと審査員達は言いますが、少なからず影響してそうです(笑)

リチャード・アダムのファイナル・オーディション

ファイナルでは、途中である女性が卵を審査員席(特に、サイモン・コーウェル)に投げつけるというハプニングが!卵を投げつけた彼女の名前は、ナタリー・アン・ホルト。

この卵投げつけ計画は、サイモン・コーウェルへの暴力的でない抗議として意図的に計画されていたものでした。それは、エンターテインメント業界で、サイモンが絶大なる権力を持った独裁者である事への抗議だったのです。

(参考:Why I pelted Simon Cowell with eggsNatalie Holt

卵は、ちゃんとサイモンに当たっておりました。そして、サイモンは

「昨日、まさしく卵が嫌いだとTwitterでツイートしたんだよ。そして、今はさらに卵が嫌いだ。」

とジョークを言いながらも、リチャード・アダムが以前よりも良くなっている事を誉めたのです。また、彼らがこの音楽のジャンルでベストなシンガーだとは思わないけれど、総合評価として、このオーディションで勝てる可能性も示唆しています。

リチャード・アダムのその後

2013年、リチャード・アダムは「Sony Music」と契約し、彼らはデビューアルバム「The Impossible Dream」を、リリースしました。アルバムはイギリスのアルバムチャートで、見事第1位に輝きました。

また、2014年にはアトラクションとコラボレーションを果たします。ストーリーと歌声が、絶妙にマッチしていますね!

その後も、ちょくちょく音楽活動を続けているみたいです。ライブで歌ったり、教会で歌ったり。リチャード・アダムの歌声を聞きに行った人が、YouTubeで動画を上げていました。

2016年には、ミュージックビデオも出しているので、今後もリチャード・アダムは活動を続けて行くかもしれませんね。アトラクションとのコラボもあったように、リチャード・アダムは他の人ともコラボしたりしていました。おそらく、彼らの人当たりの良さから来る人徳によるものでしょう。

そんな、二人の音楽活動を微笑ましく見守って行きたいですね!


いかがでしたでしょうか?2013年度は昔のオーディションなので、それぞれの優勝者のその後も見れてなかなか良かったのではないでしょうか?

今回優勝した人たちは人当たりが良さそうな人たちが目立ち、また初めてのハプニングも起きた年でもありました。そんなイギリスで大人気のオーディション番組「Britain’s Got Tsalent(ブリテンズ・ゴット・タレント)」。毎年オーディションを行っているので、今後も誰が優勝するのか目が離せませんね!

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