【2007年版】ブリテンズ・ゴット・タレントの優勝者たち

日本人の方でも、有名な欧米の人気オーディション番組をご存知の方はいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」をご紹介します。実は、2007年がブリテンズ・ゴット・タレントのスタートした最初の年だと知っていましたか?

この超人気イギリスオーディション番組では、素人が奇跡を起こし成功を掴んで行く姿を映した番組です。実際に、このオーディション番組がきっかけでプロの歌手として、ダンサーとして活躍している方は沢山います!

2007年では、一躍オペラ歌手として有名になり、映画化もされたポール・ポッツ(Paul Potts) 、愛嬌のある歌手コニー・タルボット(Connie Talbot) 、エンターテイナーのデイモン・スコット(Damon Scott)がそれぞれ1~3位に選ばれました。

一体、彼らのパフォーマンスの何が良かったのか?優勝したその後も追ってみました。それでは、見て行きましょう!

2007年ブリテンズ・ゴット・タレント優勝者まとめ

(出典:RadioTimesより)

【2007年】1位:ポール・ポッツ(Paul Potts)

ポール・ポッツは、このブリテンズ・ゴット・タレントに出演するまでは、ただの携帯販売員でした。しかし、そんな彼が大きな勇気を振り絞ってこのオーディション番組に参加しました。

身なりも冴えず、審査員の表情からも呆れた顔が伺えます。そんな誰も期待していなかった彼が、なんとオペラを選んで歌い始めたのです。

ポール・ポッツのファースト・オーディション

このYouTubeビデオから、審査員や観客の表情が真剣になり、涙する人も伺えますよね?彼の歌を聞き終えた会場のオーディエンスは、拍手喝采。審査員も見た目と歌声のギャップに、驚きの色を隠せません。

本当に携帯販売員?

と辛口で有名な審査員サイモン・コーウェルも驚きです!ポールのように才能溢れるアマチュアが発掘される事が嬉しいと、このオーディション後にサイモンは述べていますね。

ポール・ポッツのセミファイナル・オーディション

セミファイナルでは、唯一女性の審査員アマンダ・ホールデンさんが、彼女の祖父が亡くなった事を思い出したせいか、思わず泣いてしまいます。

ファースト・オーディションで有名になり、緊張感もあったはずのポールさん。そんな中で、『Time to Say Goodbye(君と旅立とう)』をセミファイナルでも見事に歌い上げます。

ポール・ポッツのファイナル・オーディション

ファイナルでのポール・ポッツ氏の曲は、彼が一番最初に歌った曲『Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)』です。サイモン・コーウェルは、ポールの才能だけでなく彼の謙虚な態度についても誉めます。彼の歌い終わりのコメントは、本当にサイモンも認める通り、謙虚ですよね!

ノンフィクション映画『One Chance(ワン チャンス)』

実は、ポールさん!彼の人生を描いたストーリーが、2013年に映画化されています。日本のTV番組でも、実はポールさんの人生について取り上げられているんですよ?

ポール・ポッツの波乱万丈な人生

彼はもともと家が貧しく、よくいじめの対象にされていました。そんな辛い人生で、唯一自分の居場所を見つける事が出来たのが、歌だったのです。そして、オペラ歌手のホセ・カレーラスに魅了され、いつしか彼はオペラ歌手になる事を志すようになっていったのです。

学校卒業後、ポールさんはスーパーに就職します。働きながらも歌う事は諦めず、アマチュアのオペラ劇団に入り、ずっと歌い続けていました。

そんな彼は、インターネットのチャットルームで知り合った女性と結婚。結婚後の二人の給与は、お互いの生計を立てるのに精一杯な額でした。そんな二人の家計を最も圧迫していたのが、ポールさんが入団していた「アマチュアオペラ劇団」のレッスン料だったのです。一度はポールさんも歌を諦めようとしましたが、奥さんが「諦めないで!だって、あなたの歌好きなんだもの」と反対します。奥さんが懸命に働き、夫の歌を奪わないように努力しました。

しかし、ポールさんに悲劇が起こります。なんと、交通事故に遭ってしまうのです。入院中、彼は仕事を失い、莫大な治療費が掛かってしまいました。その後、アマチュアのオペラ劇団をついに諦めてしまいます。そんな状況で出逢ったのが、「ブリテンズ・ゴット・タレント」だったのです。

妻には負担を掛けさせたくない・・・。

と思い、妻には内緒で書類を送ります。すると、書類審査通過の合格通知が届きます。その合格通知により、ポールさんは奥さんにバレてしまいますが、奥さんは

何で黙ってたの?当然、出場してよ!

と、快諾。そして、あの最初のオーディションのシーンへと繋がって行くのです。

ポール・ポッツのその後

ブリテンズ・ゴット・タレントの後、これまでに最も注目されているYouTubeビデオの中で、トップ100に選ばれました。彼のデビューアルバム「One Chance(ワンチャンス)」は、英国のアルバムチャートで1位になり、200万枚を売り上げております。その後、さらに4枚のアルバムをリリース。2016年には、念願のプロオペラ歌手としてフルで歌う事が出来ました。それ以降、ドイツや韓国、ハンガリー、そして日本でも出演しております!

ポールさんは映画の宣伝やオペラを歌いに、日本にも来日した当時の映像が、こちらYouTubeでも残っています。

ブリテンズ・ゴット・タレントでもお馴染みの『Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)』を、日本でも熱唱します。最後にはちゃんと日本語で「ありがとうございます」と言ってくれているところから、彼の人柄の良さを感じさせられますね。この日本ツアーの他に、韓国でも歌ってておりました。

ちなみにドイツでは、こんなサプライズも行っております。この映像から、どれだけポール・ポッツさんが有名だったか分かりますね!

【2007年】2位:コニー・タルボット(Connie Talbot)

コニー・タルボットは、何と6歳の少女です。笑顔が印象的なこの少女は、一番厳しいと言われているサイモン・コーウェルの機嫌が悪い時に出演する事となりました。どれだけサイモンが機嫌が悪かったかは、コニーが出てくる前の楽屋でのやり取りで垣間見る事が出来ます。

コニー・タルボットのファースト・オーディション

コメディアングループの「アント・アンド・デック」は、いつもパフォーマーの心の支えであり、味方です。そんな二人がサイモンの機嫌を感じ取っていたのか、コニーに対して

笑顔が大事だよ

とアドバイスします。そんな中で披露した彼女の曲が、こちら!

アマンダもコニーの曲を聴き、何と泣いてしまいます。また、機嫌の悪かったサイモンも、「大人としてちゃんと話そう」と言い、こんな幼い少女に何を言うのか・・・、と会場の誰もが思っていましたが、「素晴らしい!」と一言。

コニー・タルボットのセミファイナル・オーディション

個人的には、「ちょっと音外してない?」とも感じているのですが、会場や審査員たちは大絶賛!またセミファイナルでも、サイモンは少しコニーを脅かします(笑)

「コニー。君の曲は嫌いだよ。」

と。この言葉に会場からもぶーいんが沸き起こります。しかし、その後に「大好きだよ」と付け足したのでした。

コニー・タルボットのファイナル・オーディション

コニーも、ファイナルの曲は一番最初に歌った曲を歌います。アマンダは、またも涙です。アマンダを泣かせた事に対して、ピアーズ・モーガンは

「コニー、君は生意気だよ!」

とジョークを言います。実際に、コニーはアマンダに対して「あなたを泣かせるつもりよ」と言ったそうです(笑)

そんな彼女は、2007年のブリテンズ・ゴット・タレントの準優勝者です。

コニー・タルボットのその後

ブリテンズ・ゴット・タレント後から2年経った8歳のコニーちゃん。彼女は他のテレビ番組で出演し、「I Will Always Love You」を歌うのですが、緊張のせいか・・・

前半はちょっと音を外したり、明らかに緊張のせいで震えてしまっています。しかし、後半になるにつれて緊張が和らいだのか、それとも練習を思い切り積んだのか、段々と歌が良くなっていくコニーちゃん!若すぎる年齢からか、周りの大人達は拍手喝采です。

さらに成長したコニーちゃん!

それから数年が経ったコニーちゃん。年を取った彼女は、同じ歌を香港のコンサートで歌います。

めちゃくちゃ良くなってますよね??さらに、コニーちゃんの成長を窺わせる映像も発見しました!

歌も上手くなっていますが、普通に美人に育っていてびっくりしました!「Let It Go」のカバー曲です。

コメント欄には、外国人だけでなく日本人からのコメントもちらほら見受けられ、コニーちゃんの成長に驚いているのを感じました。

2018年には、あの人気ミュージカル映画「The Greatest Showman」の「This Is Me」もカバーしておりました!コニーちゃんの眉毛の濃さが気になりましたが、歌はオリジナル性もあり良かったです。今後の彼女の活躍に期待ですね!

【2007年】3位:デイモン・スコット(Damon Scott)

27歳の人形使いのエンターテイナーデイモン・スコット。アマンダはマジシャンかと思いましたが、そうではありませんでした。モンキーの人形を使って、彼はこんなエンターテイメントを披露したのです!

デイモン・スコットのファースト・オーディション

腹話術でもなく、モンキーの人形を使って歌わせたりダンスをさせたりと、会場を笑いの渦に巻き込みました。最初のオーディションでは、皆満足の「Yes」で、サイモン・コーウェルも、「これこそが、スーパーエンターテインメントだ。」とデイモンを褒め称えます。観客も、彼のパフォーマンスに大満足です。デイモンの泣きそうな喜びの顔が、何とも言えずかわいいですよね♡

デイモン・スコットのセミファイナル・オーディション

デイモン・スコットは、小さいころから猿の人形が好きだったようですね。セミファイナルでは、デイモンが冒頭のインタビューで、「自分が今回歌う事は、大きな賭け(ギャンブル)だ。」と、言っていました。そして、その予感は的中するのです。

デイモンが歌い出した瞬間に、サイモンは即座に✖を押します。サイモンの不機嫌に関わらず、デイモンのパフォーマンス終了後の会場は大盛り上がり!しかし、パフォーマンス披露後には、審査員の厳しい意見が待っています。極めつけは、サイモンです。セミファイナルで、さらに優れたパフォーマンスを期待していたサイモンでしたが、デイモンに一言。

君は、それ(優れたパフォーマンス)が出来なかったんだ。

オリジナル性が無いなど、デイモンに対してのコメントに、オーディエンスはサイモンに大ブーイング。ここまで、審査員とオーディエンスの意見の違いが明確なステージも珍しいんですけどね。

サイモンは、このセミファイナルでデイモンを選ばず違う候補者を選びました。しかし、アマンダは自分の意思に従い、ピアーズは観客の圧倒的な支持を受け入れデイモンを選びます。

デイモン・スコットのファイナル・オーディション

ファイナルで同じネタをやり終えたデイモンに対して、サイモンはセミファイナルで言った事に対して謝り、きちんと褒めます。もちろん、彼の歌声は除いてね(笑)

ピアーズやサイモンは、「君はダークホースになり得るよ」と褒めます。彼は、この2007年のオーディションで3位と結果を残しました。デイモンはその後、ネット上では活動していないようです。彼に関する情報としては、ゲイであること、そして最近は太った良いおじさんになっていることくらいでした。


いかがでしたでしょうか?2007年度は昔のオーディションなので、それぞれの優勝者のその後も見れてなかなか良かったのではないでしょうか?

やはり、この年一番人生が大きく変化したのはポール・ポッツさんでしょう。彼のおかげで、「ブリテンズ・ゴット・タレント」というオーディション番組もさらに有名になったと思います。そんなイギリスで大人気のオーディション番組「Britain’s Got Tsalent(ブリテンズ・ゴット・タレント)」。毎年オーディションを行っているので、今後も誰が優勝するのか目が離せませんね!

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