腐女子あるある体験談!腐女子カミングアウトはいつが良い?

腐女子のベストなカミングアウト時期について告白

fifiです。

普段はpixivでツキウタ。やボーイフレンド(仮)の腐向け二次創作を書いている成人腐女子です。

今回姉から何でも良いからブログで記事を書かないかと誘われました。

「ヲタクな記事しか書けないよ。それでもいいん?」

と言う私に

「グーグルから差し止めさえされなかったら、大丈夫」

と太っ腹な姉の言葉に影響され、記事を書こうと思いました。

ちなみに、そんな姉がタイトルを考えてくれています(笑)

気が付けば私も腐女子の世界に入って今年でちょうど10年が経ちました。

改めて、自分が腐った経歴をまとめていくのも面白いかなと思い、ちょっと自分史をひもとこうと思います。

私と同世代くらいの腐った皆さんはどこかなつかしさを感じていただけたらと思います。

そして、腐女子ってなんぞや!?なんでホモが好きなん!?と全く理解できない方。

大丈夫です。

私も腐る前は皆さんと全く同じことを考えていました。

そんな皆さんにも私が腐った経緯を赤裸々にお伝えすることで、少しでも『へぇー、そういう人もいるんか』と思っていただけたらと思います。

では、参りましょう。

腐女子という言葉を初めて知る

私が『腐女子』という言葉を初めて知ったのは私が中学生の頃で、なんとラジオからでした。

当時、BUMP OF CHICKENが大好きだった私は彼らがパーソナリティを務めるラジオ『PONTSUKA!!』を毎週インターネットラジオで聞いていました。

するとボーカルの藤君(藤原基央さん)がこんなことを言い出しました。

「なんかさ。腐女子っているじゃん?ボーイズラブが好きな人達。あれ、なんで好きなんだろうね?もし、このラジオを聞いてる腐女子の方がいたら教えて欲しい。なんで男同士じゃないとダメなの?男と女じゃダメなの?」

詳しくは忘れましたが、こんな感じだったと思います。

中学生のその時初めて腐女子という言葉を知りました。

まぁでも中学生だったからなのか、当時はそこまでこの腐女子という存在に対して特別な感情も抱いていませんでした。

好感もなければ嫌悪感もない。

というより、そもそもよく分かっていなかったのだと思います。

ラジオではそのまま腐女子の話題については終わり、いつものような和気あいあいとした話題へと戻っていったので、そのままこの腐女子の話題は二度とないだろうなと思っていました。

しかし。

なんと次の週の『PONTSUKA!!』にて腐女子の方からのコメントが届いていたのです。

しかもそれは一人ではありませんでした。

内容は

『男同士という秘密の関係がとても良い』

『自分が女だから、女の身体を見たところで興奮しない。男の身体を見ていたい』

とかだったと思います。

当時腐女子ではなかった私がなんとなくでも覚えているってことは、無意識でも結構衝撃だったんだろうなと思います。

なんにせよ、その時は腐女子なんて自分には関係ないと思っていましたし、そんな人もいるんだなぁくらいにしか思っていませんでした。

後に自分がバンプさんの腐向け同人誌をイベントで買うようになるだなんて当時の私はこれっぽっちも思ってもいませんでした(笑)

そして、この頃、後に私を腐の世界へと誘う超重要人物が登場します。

お友達はホモが好き?

中学生の私の友達に物凄いアニヲタ兼ジャニヲタの子(以下Aちゃん)がいました。

彼女は顔も物凄く可愛くて、クラス一の美少女と男子から言われるような女の子でした。

そんなAちゃんと私はクラスが一緒でしたがグループは違いました。

ただ、私もジャニーズが好き(話題にはついていけるという程度。ファンクラブやコンサートは未経験)で、テレビッ子だったので、よくAちゃんとジャニーズの話で盛り上がっていました。

更に中学三年で部活を引退すると、家が近いAちゃんと登下校まで一緒にするようになったのです。

私はAちゃんとしゃべることが大好きでした。

Aちゃんこそが私を腐女子の世界へと引きづり込んだ張本人なのですが、Aちゃんは中学時代ずっと私を観察し、腐る適性があるかどうか考えていたそうです。

そんな時、一人の同級生(知人という程度、そんなに親しくはない)からAちゃんの噂を聞かされます。

「Aちゃんってホモが好きらしいよ」

なんじゃそりゃ。

当時の私の本音の感想です。

ホモ?男同士?なんで?

?がいっぱいです。

しかもそれをAちゃんからではなく、Aちゃんを好意的に思っていないだろう第三者から聞かされるという事実。

いや~、今考えても中学生くらいの女の子って怖いですね。

影でね。

こういうこと言っちゃいますからね。

けれど、な~んにも考えていない私は

「えっ、そーなの?」

と相手も拍子抜けのような反応しか出来ませんでした。

相手としてはきっと、Aちゃんと仲が良い私から何かAちゃんの悪口を聞き出そうとしていたのだと思います。

大人になった今なら分かりますが、当時はそんなこと分かるはずもなく、そのままその話題は流れてしまいました。

しかも鈍感な私はその後すぐに、それをAちゃんに聞いてしまいます。

「Aちゃんって、ホモが好きなの?」

Aちゃんもびっくりです。

「えっ、違うよ。何それ?」

Aちゃんはこの時私に盛大に嘘をつくわけですが、鈍感な私はそれも気付かず(おいおい)、Aちゃんが違うって言うなら違うんだぁ、なんて本気で思っていました。

こうして中学を卒業して高校に入る前、Aちゃんの家にてAちゃん本人から腐女子カミングアウトを受けるまで、私はAちゃんを疑うことなくただのアニヲタ兼ジャニヲタだと本気で信じていました。

fifiの愉快な仲間達

私が通っていた中学は大阪にあるふつーの市立中学でした。

けれど、今思うとなんであんなに変人ばかり集まっていたのか…と思わずにはいられませんでした。

高校がとてもまとも(この言葉あまり好きじゃありませんが…)だったので、私が凄く変人扱いをされたのですが、中学時代を経ている私からしたら、私なんて全然キャラ薄い方だって!って言いたかったくらいでした。

高校の頃の友達からは「私の中学にfifiがいたら間違いなくfifiはいじめられてたよ」って言われたことがあって、それを聞いてから中学時代の友達に感謝するようになりました。

腐女子云々という前にまずは確実に私をヲタクにしてくれたのは中学時代の友人達の影響が凄かったと思います。

なので、ここでは私の中学時代のキャラが濃すぎた友人達と、そんな友人達と私がしていた当時の遊びをご紹介していきたいと思います。

まず、中学二年生の頃の友人。

この時の私が所属していた女の子グループがものすごく強烈で、なんと皆で漫画描いてました。

それも授業中に(笑)

若い先生なんかは私達のあまりの必死さに見て見ぬフリしてくれてました。

私が小説担当兼編集長(締め切りめっちゃ厳しかったです 笑)。

作画担当(1人)

背景担当(2~3人。毎回絶対かいてくれたのは1人)

5人くらいでかいてましたかね。

中心だったのは3人(私を含む)でした。

それこそ、ストーリー展開の方向性を争ってマジげんか(何してるんだか…)したり、締め切りに間に合わせようと作画担当の子は徹夜したり(それで体調不良になって学校休むという本末転倒さ 笑)、どこのコンクールに出すわけでもないのに、ネームから清書までするというなぞの一生懸命さがとっても私は好きでした。

そして、皆ゲーマーだったので、ゲームの話題とかが多かったですね。(皆でかいた漫画もFFみたいな冒険ものでしたし)

当時はFF(ファイナルファンタジー)Ⅹが大好きで、ちょうどFFⅩ-2が発売された頃でした。

もうはまりましたね~。

誰が一番最初にコンプリート100%出せるか競ってました。

そして100%いった友達がそのデータを持ってきて、最後のシークレット映像を皆に見せるという観賞会が開かれました。

そして皆で涙(笑)

特に仲が良かったのは私も入れて三人(漫画描く時の中心メンバー)だったのですが、好きな男性キャラのタイプが見事にバラバラで、一人がティーダ好きで、一人がワッカ、そして私はアーロンさん激LOVEでした。

今も昔もそうですが、無口系のキャラに凄く弱いです、私。

更に、三人とも漫画が大好きという共通点がありました。

特に少女漫画が好きでりぼんやなかよし、花とゆめとかのコミックスは結構貸しあったりしてましたね。

まさかの「キャンディキャンディ」を読んだことのある中学生がクラスに4人(例の三人+私の親友)もいるなんて今考えると凄い偶然だなと思います。

そして、「私はテリュースが好き」「私はアンソニー」「いや、結局はアルバートさんでしょ」「死んじゃうけどステアも――」などと、キャンディキャンディの男キャラで誰が一番良い男かを真剣に語りあってました。

中学三年生になると第二章にも登場したAちゃんと同じクラスになります。

そして何より強烈だったのが、クラスにバイの女の子がいました。以下、Bちゃんとします。

とあるコンピュータの授業の前。

なんだかしょんぼりしているBちゃんを見つけた私はBちゃんに声をかけます。

「どうしたん?元気ないやん?」

するとBちゃんは言いました。

「彼女に振られてん…」

ん?

彼女?

Bちゃんは女の子です。

彼氏の間違いでは?と思いましたが、

「fifi、ひく?」

と言われて、確信しました。

彼女は女の子が好きなのだと。

「いや、ひかないけど…」

と私が言ったところで授業が始まりました。

もはや、コンピューターに全然集中出来ません。

授業終わりにBちゃんから詳しく話を聞くと、Bちゃんは女の子だけでなく、男の子(年上だったので男の人…ですかね?)も好きでした。

いわゆるバイという人でした。

しかし、Bちゃんはビジュアル系のロックバンドが好きでそれに影響されてかすごくロックな服装(私服でスカートなんて絶対はかないって言ってました)が好きでしたし、香水も男性用をつけていました。

女の子として生きることがどこか窮屈、けれど身体は女の子で生まれてきたのがBちゃんでした。

Bちゃんはバイだからといって肩身の狭い思いをしながら学校生活を送っていたのかというとそうではなく、鈍感な私は気が付きませんでしたが、Bちゃんがバイであることは結構有名だったみたいです。

Bちゃんはテニス部でしたが女子テニス部の子達は少なくとも全員知っていたみたいです。

そしてそんな女子テニス部の子が言ったのが

「女の子が好きでもBちゃんはBちゃんでしょ」

でした。

中学生の私はたいして感動もせずにそっかぁ、そうだよねぇ、なんて返事をしていましたが、大人になるとこの言葉が凄い言葉だということに気付きます。

私はBちゃんがバイであることを知って戸惑いました。

それは今まで見たこともない種類の人に出会ったから、と言ってもいいと思います。

しかし、そんな私に彼女は特別ではないのだと言ってくれる友人がたくさんいました。

だから、私もそうなのかと納得してBちゃんを受け入れました。

このBちゃんとの出会いが私の腐女子人生はもちろん様々なところで色んな影響を与えています。

同性を好きになっている人がリアルにいるんだ、ということを中学生という早い段階から知れたことは本当に幸運だったと思います。

よくBLはファンタジーという言葉がありますが、確かにファンタジーのように非現実的な世界かもしれません。

現実の世界ではそんなに上手く同性同士が恋に落ちたり、愛にあふれたセックスをするものとは限りません。

しかし、完全なファンタジーでもありません。

同性を好きになる人は確実にいます。

私はBちゃんを知っています。

Bちゃんにとって同性を好きになることはファンタジーではなくリアルです。

私はリアルとファンタジーの間を揺れ動くようなBLが好きです。

ファンタジーだけだと「こんなんあるわけないやん」と感情移入出来ないし、リアルだけだと「えっ、なんか生々しい…」となってしまうので、その狭間。

その狭間を狙った、ここ、このポイント、萌えるんだけど、分かりませんか!?ってなるのが凄く好きです。

そしてBちゃんに話を戻します。

Bちゃんがバイだと知った私は俄然Bちゃんに興味が沸きました。

そして第二章にも出てきたAちゃんと私とBちゃんの3人はそれぞれグループが違うにも関わらずよく話すようになりました。

その内容はお互いの萌えについて語るというものが多かったです。

例えば、私達が当時やっていた遊びをご紹介すると、体育の時間のバレーボールのトスの練習です。

円陣トスで自分がトスする時にそれぞれ自分の好きな萌えを発表するという遊びがありました。

これ、面白いので、体育会系の腐女子の方とかおすすめですよ(笑)

私「眼鏡!」

Aちゃん「ネコ耳!」

Bちゃん「ウサ耳!」

私「敬語!」

Aちゃん「ツンデレ!」

Bちゃん「包帯!」(!?)

など。

トスがすぐくるので、もはや本能のように叫んでいました。(これぞ異様な体育風景)

そして今思うと、当時叫んでいた単語が鬼畜攻め感満載すぎますね。

しかし、この時はまだnot腐女子です。

腐った今でも別に鬼畜攻めは好きじゃないはずなんですが…(笑)

こんな風にして私の中学生活は楽しく過ごしていきました。

ベストな腐女子カミングアウトとは?

私が完全な腐女子となるのはAちゃんから腐女子カミングアウトを受けた時、つまり中学校卒業後、高校入学前です。

しかし、Aちゃんは中学時代から着実に私に腐女子適性があるかをはかっていました。

これは私も腐女子になってから理解できるのですが、自分が腐女子だとカミングアウトするのって実はものすごく勇気のいることです。

今、腐女子カミングアウト悩んでいる方、もしくは腐女子カミングアウトを受けたけどどうしたらいいのか分からない方の助力になればと思い、ちょっと腐女子カミングアウトについて考えてみましょう。

実は知り合った期間が長ければ長いほど「私、腐女子です」と言いにくいものです。

特に腐女子になる前の自分を知っている人なんかは非常に言いにくいです。

なのでもし、ずっと親友だった人に最近カミングアウトされて「なんで黙ってたの!?私のこと、友達と思ってなかったの!?」と憤りを感じられた方がいらっしゃったら、まずはカミングアウトしてくれた腐女子さんの勇気を褒めてあげてください。

「実は…」と腐女子がカミングアウトする時は清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちです。

いや、ほんとに。

なので、私の場合は家族にも言えませんでした(今でも知っているのは姉のみ。しかもカミングアウトしたの最近)し、親友と思っている友達にも腐女子と言えない子もいます。

大学時代の友達で私が腐女子と知っているのはほんの数人です。(現在でも繋がっているとなったら一人のみ)

そんなことない、私は平気で言えるよ、という方もいらっしゃるかもしれませんが私は無理です。

とにかく腐女子がカミングアウトするってことは結構な覚悟をしていると思っていただけたらと思います。

では、具体的にカミングアウトするタイミングや方法を考えていきましょう。

まずは知り合ったばかり編。

知り合ったばかり編

基本的にカミングアウトは早いにこしたことはない。

これは大原則だと思っています。

知り合ったばかりだとまず相手が腐女子なのか非腐女子なのかを見極めるところから始まります。

私の場合、見極めるためにいくつかジャブを出します。

例えば、最近ハマっているアニメや漫画、どんなキャラが好きか。一番好きなシーンはどこか…など。

それを全てクリアして、こやつ、もしや同業者?もしかして話が合うかも…?ってなって初めてカミングアウトです。

もちろんその間にその人の性格もみます。

信頼できる人かどうか。

こちらが意を決してカミングアウトしても、その人がべらべら「あの人腐女子よ」としゃべられても困りますからね。

もしグループで知り合った場合私の経験上、一番カミングアウトしやすいのは便乗系です。

仲良しグループの誰かが腐女子カミングアウトしてて、「実は私も…」と便乗してカミングアウトする。

これが一番私の場合やりやすかったです。

便乗が便乗を生んで、実はグループの半数以上が腐女子、なんてこともありました。

なのでその場にいた非腐女子は付属的に私が腐女子って知ることになります。

仲間を得るために多少の犠牲は仕方ないって感じですかね。

でも、そこで言いふらさないとかはもうほんと信頼関係です。

アニメとか漫画が好きな女の子が集まるグループとかだったら、腐女子確率高いので、そういうグループの場で便乗してカミングアウトするのが一番やりやすいかと思います。

とにかくカミングアウトするなら早い方がいいです。

また後ほど書きますが、付き合いが長ければ長いほどカミングアウトは辛いです。

もちろん腐女子を嫌う女子もいるので注意をしなければなりませんが、性格破たん者じゃないかぎり、カミングアウトして危害を加えられるとかってことはまぁないかなと思います。

彼氏が出来た時編

これもその彼氏と本気で付き合っていきたいなら、付き合い始めでカミングアウトをオススメします。

私も彼氏が出来た時、腐女子カミングアウトを付き合い始めにしました。

付き合い始めだったからなのか、まぁ、許してくれました。(後に別れますが、腐女子が原因ではないです)

けれど、女子よりも男子の方が腐女子に耐性はないと思います。

私が腐女子であることを許してくれた元彼ですが、はっきりと「いや、ホモはないだろ」って言ってました。

彼曰く「俺が男だからかもしれんけど、男同士とかマジで気持ち悪い」だそうです。

まれに腐男子という方もいらっしゃるようですが、私は会ったことありません。

男にしろ女にしろ、カミングアウトするなら早めにこしたことありません。

時間がたてばたつほど、言いづらさは募ります。

古くからの付き合い編

早めのカミングアウトが良いとは言っていても現実にはなかなか難しく、付き合いが長くなってしまうこともあります。

ですが、冒頭にも書きましたがこれが一番難しい。

私もこんな記事書いてますが、今から親友にカミングアウトしてこいよって言われたら吐きます。

それくらいほんっっっとうに言いづらいのが古くからの付き合いのある人(親友や家族や恋人とかならなおさら)です。

特に非腐女子どころか非ヲタクで、そういった話題を全くしないような人。

もう、想像するだけで地獄…。

こう書くとじゃあ腐女子カミングアウトしてない非腐女子の人達は信頼してないってことなんかい?って思われるかもしれませんが、違います。

信頼してないっていうより、大事すぎて手が出せないに近いです。

今の関係が壊れるのが嫌だと思ってカミングアウト出来ないんです。

いや、もはやこんなシチュBLで見たわって感じですが、本当にずーっと一緒にいると私が腐女子って言って今までの心地よい関係が壊れちゃうんじゃないかって本気で思ってなんか言えないんですよね。

特に相手が明らかに非腐女子の場合、BLの話題で盛り上がることもないだろうし、別に言わなくても良いじゃないかと思ってしまう。

なのでこれからはカミングアウトする腐女子さんへというよりはカミングアウトされた方へって感じなのですが、どうか腐女子さんを責めず受け入れてあげてください。

お願いします、ほんと。

きっと決死の覚悟で腐女子さんはカミングアウトしています。(冗談風を装っていたとしても)

私も最近、姉に腐女子カミングアウトしましたが、震えました。

声も指も震えるってほんとにあるんだって思いました。

一対一で向かい合って「実は…」ほど辛いものはありません。

どうかその腐女子さんの覚悟をくんであげて下さい。

以上で私の腐女子カミングアウト考察(?)を終わります。

全くアドバイスみたいではなかったと思いますが、腐女子カミングアウトで苦しんでいる方がいたら、せめてこれだけは言っておきます。

私も悩みました。

というか今でも親に言ってませんし、悩んでます。

悩んでいるのは貴方だけではありません。

どうか一人ではないことだけ覚えておいてくださればと思います。

男同士のキスはホモじゃない

こうして中学時代、非腐女子だった私は、けれど確実にヲタクとしての道を歩み始めていました。

私は当時から漫画が大好きで、友人から漫画の貸し借りはもちろん、自分でもよく漫画を買っていました。

当時で言えば『D.Gray-man』(通称Dグレ)、『BLEACH』、『アイシールド21』などのジャンプ系、『鋼の錬金術師』(通称ハガレン)、『おおきく振りかぶって』(通称おおふり)などの青年漫画(になるのかしら?)もよく読んでいました。

何度も言いますがこの時代はnot腐女子です。

でも、この作品が好きって言っている女子とか腐女子確率高いなって今では思います(笑)

そしてアニヲタでもあったAちゃんはもちろん漫画好きでもあり、私に『女子妄想症候群(フェロモマニアシンドローム)』や峰倉かずや作品(『西遊記』シリーズや『WILD ADAPTER』 など)を貸してくれました。

『WILD ADAPTER』なんてかなり際どい(限りなくグレーに近い黒)作品だったのにも関わらずAちゃんが「これは戦闘がメインなのであって別にホモじゃないよ」の一言でまんまと丸めこまれる私(大丈夫か自分)でした。

そしてAちゃんは私に決定的な作品を貸しました。

Aちゃんにとっての腐女子試験石作品『LOVELESS』。

高河ゆん先生が描くアクション(?)漫画。

いや~、この作品はさすがの私でも衝撃でしたね。

作中堂々と男同士のキスシーンありますし、主人公の男の子とか猫耳ですからね。

それから、主人公の相方みたいな男性が確か「早く僕を犯して」みたいなセリフありましたし。

男同士のセックスのやり方を当時私は全く知らなかったので、何も感じませんでしたが、今考えると完全アウトな作品。

私はそれをAちゃんから借りて家で読んでいました

すると姉も読みたいと言って『LOVELESS』を読みだしたのですが、「えっ、何これ、気持ち悪っ。つか、Aちゃん大丈夫?」ってものすごく嫌悪感抱いていたので、非腐女子的にはやっぱりアウトな作品なのかと…。

あまりにドン引きしている姉を見て、さすがの私もこれはちょっとおかしいのではないかと気付き(遅い)、Aちゃんに聞いてみることに。

「Aちゃん、これ、男同士でキスしてるけど…」

「いや、これは戦闘能力を高めるためにやってることだから、別にホモじゃないよ」

そしてAちゃんは当時腐女子と公言していたクラスメイトにも「これBLじゃないよね?」って聞いて、その友達も「『LOVELESS』は違うでしょ」って言っていたので、私はすんなり納得してしまいました。(おいおい)

当時の私はAちゃんを腐女子と全く疑わず、ただただAちゃんはかわいい男の子が好きなんだなぁ、Aちゃんネコ耳好きだなぁとしか思っていませんでした。

あと、もう一つ中学時代のAちゃんとの思い出にジャニーズの熱愛報道についての議論があります。

確か当時はNEWS、関ジャニ∞、KAT-TUNがデビューした頃でクラスメイトにもジャニーズファンが多かったのです。

そんな中、確かKAT-TUNの亀梨君が元アイドルで女優の小泉今日子さんとの熱愛報道が当時あって、亀梨君ファンが大激怒(不思議な事に怒りの矛先は全て小泉さん…)したころがありました。

そして私にとって忘れられないAちゃんの名言(?)が

「ぽっとでの女に取られるくらいなら、メンバー内でくっついて欲しい」

でした。

いやもう完全腐女子じゃんAちゃんって感じなんですけど、気付かない私(笑)

でも確かこの時、

「えー、でもメンバー同士って男同士でしょ。それはいいの?」

って聞いた記憶があります。

するとAちゃんは当時クラスのギャルグループのメンバーかつジャニーズ好きな女の子にも同意を求めます。

そしてそのギャルすらも頷く。

そしてAちゃんはドヤ顔でこう言います。

「これはジャニーズファンなら皆想うことだよ」

この言葉でまんまと丸めこまれる私。

いやーほんと、中学時代の私のちょろさが凄い。

ちょっとは疑う気持ちを持とうよ私(笑)

当時はそうかジャニーズファンって凄いなと思っていましたが、腐女子になった今この名言を思い返すとやはりAちゃんの鋭さに感服します。

Aちゃんの名言「ぽっとでの女に取られるくらいなら、メンバー内でくっついてほしい」は言いかえると「ぽっとでの女に取られるくらいなら、男同士でくっついてほしい」になります。

この言葉には現在腐女子の私としては大真面目で頷きます。

重要なのは、『女に取られる』ではなく『ぽっとでの女に取られる』という部分です。

別に恋愛をメインとした作品ではないのに、サブストーリー的に登場しメインキャラクター達と恋愛をしていく女子。

いや別にね、異性恋愛をするなと言っているわけではないのです。

明らかにここはくっつく運命だなと感じられるカップルだったらいいのです。

『ぽっとでの女』じゃなければ、いいのです。

もちろん、これは私の個人的見解ですが…。

少年漫画とかになると、必ずと言っていいほど親友やライバルなど唯一無二のような立場にいる同性(男同士)が出てきませんか?

ドラゴンボールなら悟空とベジータ、スラムダンクなら桜木と流川、ワンピースのゾロとサンジなど、あげればきりがありません。

彼らの関係は他の人物と取って代わることが出来ませんし、お互いがお互いにとって特別(恋愛感情とは別にしても)なんだなというのはなんとなく感じられると思います。

その関係性に萌えを見出し、特別な感情に+αとして恋愛感情を入れ込む。

それが腐女子なのかな、と思っています。

もちろん、腐女子にも色々な方がいらっしゃるので、全員がそう、とは言えません。

男同士なら何でもおいしいぜ!っていう方もいらっしゃるでしょうし…。

私は関係性重視なので、『この作品はBLで見れない…。だってどう考えてもNL(ノーマルラブ=異性同士の恋愛)だもん…』と思ったりもするタイプです。

もちろん逆に『作品としてはこの子(女の子)とくっつくんだろうけど、絶対このライバル(男の子)とくっつくためのカモフラージュだ!』と思う時もあります。

ようは男とくっつこうが女とくっつこうが、どちらの方がより自分の好きな恋愛観に沿っているか…ということなのだと思います。

重ねて言いますが、腐女子も本当に色々なので、全員がそう、という訳ではありません。

話が脱線しましたが、こうしてAちゃんの腐女子チェックをまんまと通過(『LOVELESS』を普通に面白いと思って読んでましたし)した私は何の疑問も持たずに中学時代を過ごして行きました。

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